【日産 R34スカイライン】最後の直6搭載モデル!GT-Rは中古で1,200万円オーバー!?

日産 R34スカイラインは直6気最後のスカイラインであり、日本基準で開発された最後のモデルでもあり、第2世代GT-R最終型でもあり、製造期間は史上最短の3年弱とネガティブな記録を多く持ちます。しかし、その走りは「第2のスカイライン」最強クラス。熟成されたメカニズムと熟考されたパッケージングで、走りを楽しむ箱型自動車として日本基準のスカイラインの1つの完成形となりました。

日産 R34スカイラインとは?

10代目モデルで、直6搭載最後のスカイライン

出典:http://history.nissan.co.jp/SKYLINE/R34/9805/GALLERY/1.html

R34スカイライン 4ドアスポーツセダン

1998年5月に10代目として、日産 スカイラインはデビューしました。2016年9月現在、直列6気筒エンジンを搭載した最後のスカイラインです。10代目 R34スカイラインは先代の失敗を踏まえ、人馬一体感という原点への回帰を目指しました。それを実現するためにホイールベースの短縮化と当時にしてはポイントを抑えたボディの高剛性化を図りました。しかし販売は振るわず、また日産自動車の大幅なリストラ策で工場の閉鎖もあり、R34スカイラインは3年で生産・販売を終了しました。スカイライン史上、最も短命のモデルがR34です。

R32スカイラインに近いサイズのコンパクトボディに回帰

R33では後席の居住性確保のため、ホイールベースをR32よりも105mm延長しました。しかしボディも大型化し、スカイラインに走りを求めるファンから不評を買い販売は振るいませんでした。R34ではR33のこの失敗を踏まえホイールベースの短縮化を行い、R32とR33の中間程度の2,665mmとなりました。R32と同じ2,615mmにしなかったのは、R32で不評だった後席の居住性確保のためと思われます。

R33は公道レースを題材とした人気マンガ「頭文字D」で、ドリフトマシンとして失敗作との烙印を押されました。その「失敗作」との評価のみが一人歩きし、販売減少の一因となりました。R32よりにコンパクトサイズになったR34スカイラインは同作品でもドリフトマシンとして高く評価されました。しかし、必ずしも販売台数増加には結びついたとは言い難い状況でした。

なお公道でのドリフトは危険運転行為です。もし歩行者を巻き込む事故を起こせば、危険運転致死傷罪に問われます。死亡事故で20年以下の懲役、怪我を負わせたら15年以下の懲役が科されます。さらに民事訴訟による賠償金問題も待っていますし、罰金も科されます。安全にドリフト走行を楽しむために、講習を受けてサーキットで走行できるようにライセンスを取得しましょう。

11代目はR35スカイライン?

V35スカイライン 4ドアセダン 300GT

日産自動車の場合、車両形式の「R」は「スカイライン」を意味しています。では11代目はというと「R35」ではなく「V35」となります。この場合、車両形式の「V」は「VQエンジン」を意味します。現在の日産自動車で「R35」を名乗るのは、日産 GT-Rです。サイズ、性能、価格、車格が大幅にアップしましたが、R34スカイラインの正統後継車が日産 GT-Rと言えます。

ドライビングボディとボディタイプ

ドライビングボディとは?

1999年1月に発表されたBNR34スカイライン GT-Rは第2世代最後のGT-Rであり、通算5代目モデルとなります。RB26DETTを搭載した最終型であるため、第2世代GT-Rとしては究極のパフォーマンスを誇ります。標準ボディのR34スカイラインが2001年に生産終了となった後も生産され、2002年8月に最終モデルとなる「VスペックII Nür」「Mスペック Nür」をもって生産終了となりました。

第1世代GT-R同様、第2世代GT-Rの生産終了の原因は排ガス規制でした。平成12年度排ガス規制では国産の多くのハイパフォーマンスカーが適合できず、他にトヨタ スープラ、日産 フェアレディZ、マツダ RX-7も同様に生産終了となっています。

BCNR33スカイライン GT-Rとの違いは?

改良されたRB26DETT

出典:http://history.nissan.co.jp/GT-R/R34/0008/ENGINE/eng_a_1a.html

BNR34スカイライン GT-Rに搭載されるRB26DETT

形式こそBNR32から搭載され続けているRB26DETTですが、BNR34スカイライン GT-R搭載時にはさらにパフォーマンスを向上させました。最高出力こそ業界の自主規制により280PSに抑えられましたが、最大トルクは40kg・mを達成しています。最大トルクの向上には、R390がGT1で培った技術がフィードバックされています。

RB26DETTの最高出力は当時の運輸省には280PSで届け出ていますが、実測では300PSを超える個体も確認されています。またターボのタービンを最大径に変更することにより500PSオーバーも可能なエンジンでした。

アドバンスドエアロシステム

出典:http://history.nissan.co.jp/GT-R/9901GT-RFC/EXTERIOR/ext_b_2a.html

BNR34スカイライン GT-Rに量産車ではじめて採用されたアドバンスドエアロシステムと名付けられたディフューザー群。

BNR34スカイライン GT-Rにはアドバンスドエアロシステムと呼ばれる空気の整流装置が装着されていました。ボディ底面全部には樹脂製、後部にはカーボン製のディフューザーが装着されました。このカーボンは量産車初のオートクレーブ工法で成型されています。またリアスポイラーも量産車では初の上下二段式でした。アドバンスドエアロシステムと上下二段式リアスポイラー。これらの整流装置により大きな抵抗である大気の壁を突き破るエアロボディと、整流により効率よくダウンフォースを発生させ超高速域での駆動力をBNR34スカイライン GT-Rに与えました。

上下二段式リアスポイラーはGT-R全車に標準装備、アドバンスドエアロシステムは VスペックとMスペックに標準装備され、ベースグレードのGT-Rにはオプション設定でした。

BNR34スカイライン GT-Rのグレード・特別仕様車など

BNR34スカイライン GT-Rのカタログモデル

GT-R

BNR34スカイライン GT-R リアサイドビュー

BNR34スカイライン GT-Rのベースグレードです。ATTESA E-TS、ヨーレイトフィードバック電動SUPER HICAS、ブレンボ社製ブレーキ、ゲトラグ社製6速MT、245/40ZR18タイヤ、18×9JJ鍛造アルミホイール、角度調整機構付2段式リヤスポイラーなどが標準装備となります。

【車両価格】
1999年1月モデル
●GT-R 6MT:499万8,000円
●GT-R ミッドナイトパープルII:514万7,000円

2000年1月モデル
●GT-R ミッドナイトパープルIII:514万8,000円

2000年10月モデル
●GT-R 6MT:504万8,000円

Vスペック

BNR34スカイライン GT-R Vスペック

ベースグレードのGT-Rをベースに走りにこだわったモデルがVスペックです。GT-Rとの違いは次の通りです。

●マルチファンクションディスプレイの表示項目が2件追加
●2段表示式タコメーター
●アドバンスドエアロシステム
●ATTESA E-TS PRO
●専用ハードチューニングサスペンション
●フロントブレーキ導風板

【車両価格】
1999年1月モデル
●GT-R Vスペック 6MT:559万8,000円
●GT-R Vスペック ミッドナイトパープルII 6MT:574万8,000円

2000年1月モデル
●GT-R Vスペック ミッドナイトパープルIII 6MT:574万8,000円

Vスペック N1

出典:http://history.nissan.co.jp/GT-R/9901GT-RFC/SPEC/spc_a_7.html

BNR34スカイライン GT-R Vスペック N1

N1レース参戦用のベースマシンです。Vスペックに対し、非装着となる装備は次の通りです。

●リヤ間けつ式ワイパー
●リヤフォグランプ
●ドアミラーの電動格納機能
●リモートコントロールエントリーシステム
●助手席バニティミラー
●クリーンフィルター
●トランクリッドトリム
●カセット一体型AM/FM電子チューナーラジオ(アンテナ・ハーネス類は装備されています。)
●グローブボックスランプ&グローブボックスダンパー
●スーパーファインハードコート

Vスペックに対し変更された装備は次の通りです。

●UVカット断熱グリーンガラス(全面)→ グリーンガラス
●ドアマーカーランプ仕様→リフレクター仕様
● ボディ同色カラードドアミラー→ブラック塗装
●本革巻パーキングレバー→ 樹脂製
●本革センターコンソールリッド→樹脂製
●オゾンセーフフルオートエアコン→ヒーター機能のみ(外気温度表示機能有)

Vスペック N1の専用装備は次の通りです。

●ツインボールベアリングメタルターボチャージャー
●大型空冷式エンジンオイルクーラー
●大型リヤブレーキ

【車両価格】
●GT-R Vスペック N1 6MT:599万8,000円

VスペックII

出典:http://history.nissan.co.jp/GT-R/R34/0008/SPEC/spc_b_3.html

BNR34スカイライン GT-R VスペックII
※外装色はスパークリングシルバー

2000年10月のマイナーチェンジにより、VスペックはVスペックIIへと進化します。メカニズム的にはリアブレーキが大型化され、N1と同様のサイズになりました。BCNR33までに見られたタイヤサイズの拡大はありません。細かいところでは新色ボディカラーの追加、ターンランプのクリアー化がなされました。最大の変更はNACAダクト付きカーボンボンネットの採用です。

新たに採用されたカーボンボンネットは東レに委託し生産していたもので、RTM(レジン・トランスファー・モールド)工法で成型しています。当時の最先端技術で航空機にもほぼ使用されていない、世界初のエポックメイキングな製法でした。

【車両価格】
●GT-R VスペックII 6MT:574万8,000円

VスペックII N1

出典:http://history.nissan.co.jp/GT-R/R34/0008/SPEC/spc_a_7.html

BNR34スカイライン GT-R VスペックII N1

VスペックがVスペックIIへと進化したため、Vスペック N1もVスペックII N1へと進化しています。Vスペック N1との違いはボンネットが無塗装のNACAダクト付カーボンボンネットに変更になったことです。
なお専用装備品であった大型リヤブレーキは、ベースのVスペックIIに採用されたためカタログ記載が省略されました。

【車両価格】
●GT-R VスペックII N1 6MT:609万8,000円

Mスペック

出典:http://history.nissan.co.jp/SKYLINE/R34/9805/GALLERY/21.html

BNR34スカイライン GT-R Mスペック サイドビュー

2001年5月のマイナーチェンジで設定された快適志向のGT-Rです。基本的なメカニズムはVスペックIIと同様ですが、快適なドライビングのため本革シートとシートヒーター、ソフトなステアリング、細かい路面入力を吸収するリップルコントロールショックアブソーバーが標準となっています。また標準で寒冷地仕様です。
VスペックIIで採用されたカーボンボンネットは採用されておらず、ベースグレードのGT-Rと同じくアルミボンネットを採用しています。

【車両価格】
●GT-R Mスペック 6MT:595万円

BNR34スカイライン GT-Rの特別仕様車

VスペックII Nür

BNR34スカイライン GT-R VスペックII Nür
外装色は特別専用色のミレニアムジェイドメタリック

2002年1月24日に最終生産モデルとして発表され、即日完売しました。ベース車はVスペックIIです。搭載エンジンはN1仕様エンジンをベースに、ピストンやコンロッドなどの重量バランスの均一化を図った高精度バランスのRB26DETTを搭載しています。エンジンのヘッドカバーは金色に塗装され特別エンジンであることを物語っています。特別専用品としてフルスケール300km/hの専用スピードメーター、立体成形の専用グレードネームエンブレムなどを採用。さらに限定車専用色としてミレニアムジェイドメタリックを追加設定しました。

車両価格は610万円、日産自動車が公表した生産台数は、およそ700台です。

Mスペック Nür

出典:http://nissangallery.jp.net/ghq/bnr34nur_201404/

BNR34スカイライン GT-R Mスペック Nür フロントビュー

BNR34スカイライン GT-Rの最終モデルとして生産されたもう1台のNürです。Mスペックをベース車に、VスペックII Nürと同様の変更を施しています。

車両価格は630万円、日産自動車が公表した生産台数はおよそ300台です。

BNR34スカイライン GT-Rの改造車

NISMO R34GT-R Z-tune

2005年、ニスモがBNR34 GT-Rの程度の良い中古車やユーザー持ち込み車両にチューニングを行ったコンプリートカーです。RB26DETTを2,800cc化し最高出力は500PSを誇ります。価格はニスモが車両を用意した場合は1,774万5,000円、持ち込み車両の場合は1,312万5,000円でした。

BNR34スカイライン GT-Rのカタログスペック

BNR34スカイライン GT-R

※データはGT-Rです。

車両型式 GF-BNR34
駆動方式 電子制御トルクスプリット式4WD(ATTESA E-TS)
乗車定員 4名
車両重量 1,540kg

■車両寸法
全長 4,600mm
全幅 1,785mm
全高 1,360mm
ホイールベース 2,665mm
トレッド(前) 1,480mm
トレッド(後) 1,490mm
最小回転半径 5.6m

■走行メカニズム
変速機 6速MT
ステアリング パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション 4輪独立懸架マルチリンク式
ブレーキ 4輪ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ 245/40ZR18

■エンジンスペック
型式 RB26DETT
種類 直列6気筒DOHCインタークーラー付ツインターボ
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
内径 86.0mm
行程 73.7mm
総排気量 2,568cc
圧縮比 8.5
最高出力 280ps/6,800rpm
最大トルク 40.0kg・m/4,400rpm
燃料タンク容量 65L

■燃費
燃料消費率 8.1km/L ※10.15モードによる計測値

BNR32スカイライン GT-Rの口コミ・評判

BNR34スカイライン GT-Rの口コミは?

満足している点

走り屋に好まれるデザイン

出典:www.goo-net.com

胸のすくサウンドと加速は直6ならでは

出典:www.goo-net.com

アクセルを踏んだ時のレスポンスがとてもいい

出典:www.goo-net.com

10年を超えても下取り価格がなかなか落ちない。

出典:www.goo-net.com

GT-Rユーザーは根っからのスカイラインファン、日本車ファンのようです。GT-Rの全てを高く評価されています。

前後サスペンションに組み込まれたリップルコントロール・ショックアブソーバーによって、乗り心地がノーマルよりしなやか

出典:www.goo-net.com

GT-Rの乗り心地は硬いと評判ですが、Mスペックで採用されたリップルコントールショックアブソーバーはその乗り心地をより一般向けにセッティングしているようです。

不満足な点

燃費が悪いことくらい

出典:www.goo-net.com

価格が高くなっている

出典:www.goo-net.com

イタズラや盗難に気を遣います

出典:www.goo-net.com

自動車として造りや性能に不満はありません。ただし実質2~3km/Lと言われるRB26DETTの燃費に不満を漏らす方は多いようです。しかし、そこはGT-R。割り切っていらっしゃる方がほとんどです。新車でご購入された方は購入価格に不満も。20年前の600万円クラスの自動車は、非常に高価な印象でした。筆者も購入には躊躇しました。

R34スカイラインの中古車事情

登場から20年近く経過するR34スカイラインです。これから入手するとなると、中古車以外あり得ません。R34スカイラインの中古車事情はどうなっているのでしょう。4ドア、2ドア、GT-Rで見てみましょう。

4ドアスポーツセダン

出典:http://history.nissan.co.jp/SKYLINE/R34/0008/SPEC/grade_2.html

R34スカイライン 4ドアスポーツセダン 25GT-V

2016年9月現在、インターネットの中古車サイトに登録されている「修復歴なし」のR34スカイライン 4ドアスポーツセダンは111台です。新車時の人気が高かったようです。

最低価格は12万円。25GT、平成10年式、18万6,000km走行です。フロントバンパーに経年劣化のやつれが確認できます。チューニングやドレスアップベース車に良いかもしれませんね。

最高価格は289万円。25GTターボ、平成12年式、5万9,000km走行です。5速MTです。室内は経年劣化も見られず、きれいなノーマル状態ですが、前後バンパーに小さなカスリ傷が見られます。チューニングが施してあり社外エアロ、車高調、225/40R 18タイヤとアルミ、HKSマフラー、フロントバンパー内大型インタークーラー、BLITZ製フロントストラットタワーバー、ハイテンションコードなどを装着しています。中古車サイトの担当者チェックによれば機関正常とのことなので、心配はなさそうです。

チューニングカーはちょっと……という方向けに、ノーマル車の最高額もお伝えします。平成10年式、25GTターボ、5速MT、4万9,000km走行で189万9,000円です。メーカー直営中古車店の販売なので、状態に問題はなさそうです。

R34スカイライン 4ドアスポーツセダンは、走行性能の高さとセダンとしての使い勝手の良さでいまだに人気のようです。在庫数も多いので、購入希望の方はじっくりと見て回りましょう。ただし、ほとんどの中古車が前期モデルです。

2ドアスポーツクーペ

出典:http://history.nissan.co.jp/SKYLINE/R34/0008/SPEC/grade_12.html

R34スカイライン 2ドアスポーツクーペ 25GT FOUR

2016年9月現在、R34スカイライン 2ドアスポーツクーペ 標準モデルの中古車は50台が登録されています。歴代スカイラインで2ドアモデルが希少であるシリーズは珍しいですね。

最安値は40万円です。平成10年式、25GT、走行7万8,000kmでノーマル状態です。トランスミッションはマニュアルモード付の4速ATです。チューニングやカスタマイズのベース車に最適ですね。エンジンがNAのRB25DEです。ハブの取り付けナットが4本のため、いたずらにパワーアップしない方が良さそうです。エンジン各部のバランスを取ったり、シリンダー内部を研磨するなどしてシャープな噴け上がりを楽しむエンジンに仕上げると楽しそうですね。

最高値は270万円です。平成12年式、25GTターボ、5速MT、走行4万1,000kmです。中古車サイト担当者の鑑定によれば機関良好、事故歴なしとのことなので程度は上々です。社外パーツが取り付けてあります。GREDDYの車高調サス、HKSのインタークーラーとブーストコントローラー、レイズの18インチアルミホイールなど。さらに外観はGT-R仕様で前後バンパー、フェンダー、ボンネット、リヤスポイラーはGT-R用です。

ノーマル車での最高値は182万8,000円です。平成13年式、25GTターボ、5速MT、走行7万1,000km、1オーナーです。オプションの純正エアログリルを装備していますが、他は完全にノーマルです。機関良好、事故歴なしとのことなので、古いクルマとはいえ安心して運転できますね。

BNR34スカイライン GT-R

出典:http://history.nissan.co.jp/GT-R/R34/0008/SPEC/spc_b_4.html

BNR34スカイライン GT-R VスペックII
※外装色はホワイト

BNR34スカイライン GT-Rの中古車で、インターネットに登録があるのは2016年9月現在42台です。BNR32やBCNR33と比較すると、在庫数が少な目です。もしかしたらまだ最初のオーナーさんが手放していないのかも知れません。

最安値は390万円。平成11年式、GT-R、走行14万6,000kmです。エンジンはノーマルで、機関は正常との鑑定です。しっかりメンテナンスを行ってきたようです。TEIN製車高調サス、BBSアルミ、APEXiマフラー、レカロシート、Vスペック用リップスポイラーなどが装着されています。リアにはMスペックNürのエンブレムが貼ってありますが、間違いなくベースグレードのGT-Rです。

最高値は1,298万円。平成14年式、GT-R VスペックII、走行455km、ガレージ保管で雨天未走行車、禁煙車とのことです。ほとんど新車同然のノーマル車です。名機RB26DETT搭載の最終期モデルとなると、プレミアも付きますね。

なお価格がASKの車両も8台あります。希少なMスペックNürも販売されています。気になる方は早めにチェックですね。

R34スカイラインの中古車探しはこちらから

【まとめ】第2のスカイライン最終モデル

出典:http://history.nissan.co.jp/GT-R/R34/0008/SPEC/spc_a_1.html

BNR34スカイライン GT-R VスペックII フロントビュー

R34スカイラインのまとめ、いかがでしたでしょうか。1999年から2001年までと3年ほどしか製造されなかったスカイライン史上最短命のシリーズとなったR34は、日産自動車の変革に巻き込まれた1台でした。しかしそのおかげで、スカイラインというブランドが現在まで存続できたという側面もあります。というのも販売面で不調が続いたスカイラインはR34後継車の開発が凍結されていたからです。

しかし、自動車メーカーのブランドイメージを大切にするカルロス・ゴーン氏によりフェアレディZ、GT-Rとともにスカイラインも日産自動車を代表するビッグネームとして存続させる決断をします。ただ残念なのは従来のように日本中心の「日本基準のスカイライン」から、北米中心の「世界基準のスカイライン」となってしまったことです。

車体は大きく、エンジンは直6からV6にと変化し、第2のスカイラインは終焉を迎えました。そして第3のスカイラインの歴史が幕を上げるのでした。