【日産 R32スカイライン】最後の5ナンバー車!16年振りに復活したGT-Rで大人気!

生産終了から20年余りが経過しましたが、今なお人気のスカイラインがR32スカイラインです。R31の反省から、グッと引き締められ筋肉質になったボディ、後席の居住空間を犠牲にしてまでも追及したスポーツ性、ケンメリ以来16年振りに復活したGT-Rで、当時日本中の注目を集めました。中古車市場ではGT-Rが大人気となっています。中には新車価格よりも高価な価格で取引されるモデルもあるほどです。

R32スカイラインとは?

8代目スカイラインのことです。5ナンバー枠最後のスカイラインです。

R32スカイライン 2ドアスポーツクーペ GTS-t TypeM

1989年にフルモデルチェンジしたR32スカイラインは、ノーマルグレードでは5ナンバーボディを採用した最後のスカイラインです。日産自動車が当時推進していた「901運動」の最重要車種であり、運動性能や人馬一体感は高く評価されました。スカイラインのコンパクトスポーツセダンとしてR32型は目下最終モデルであり、2016年現在でも人気を博しています。通称は「アールサンニィ」、「サンニィ」など車両型式が用いられます。キャッチフレーズは「超感覚スカイライン」。

デビュー当初の搭載エンジンは4種類。直列4気筒SOHCのCA18i、直列6気筒SOHCのRB20E、直列6気筒DOHCのRB20DE、そして直列6気筒DOHCターボのRB20DETでした。後のマイナーチェンジで直列6気筒DOHCのRB25DEが追加されました。これは自動車税が細分化し、3ナンバー車の税金が以前よりも減税されたためです。

ハイソカーブームに乗り大きくなりすぎたR31型と4ドアハードトップで車両寸法を比較してみると、全長で-70mm、全高で-45mmコンパクトになりました。その一方で全幅で+5mm、トレッド(前)で+35mm、トレッド(後)で+40mmと5ナンバーサイズ枠ギリギリにまで幅広くなり、走行安定性を高めています。ホイールベースは2,615mmと変わりません。
ダウンサイジングによりシェイプされたスタイリングは、非常にバランスが良く美しいと大評判です。一方4ドア車でありながら、後席居住空間が圧迫され家族ユースのお客様には不評を買いました。1989年は初代レガシィがデビューした年でもあり、セダンからステーションワゴンへと需要が移り変わっていく時期であったこともあり、販売では苦戦しました。

R32スカイラインのボディタイプは4ドアと2ドア

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R32スカイライン TV CM

R32スカイラインに用意されたボディタイプは4ドアハードトップと2ドアクーペです。R31で用意されていた4ドアセダンとステーションワゴンは、R32スカイラインでは未採用です。4ドアハードトップは側面衝突安全性能基準との兼ね合いから、R32スカイラインを最後に姿を消しました。

R32スカイラインのグレード構成

R32スカイラインでは、搭載エンジン、ボディ形状、駆動方式によりグレードが設定されていました。ここでは搭載エンジン別に設定グレードを整理してみます。

※【グレード名 ミッション 駆動方式 ※特記事項】の順に記載しています。

CA18i搭載グレード

●GXi 5MT/4AT FR ※セダンのみ

R32スカイラインの廉価車です。従来の1,800ccモデルのようにリアのテールランプに区別がなく丸目4灯なので、一目見ただけでは1,800ccとはわからない点がセールスポイントです。セダンにのみ設定されました。

RB20E搭載グレード

●GTE 5MT/4AT FR ※セダンのみ

直列6気筒エンジン搭載車の廉価車です。カタログ数値での最高出力や最大トルクは劣るものの、日常使用では十二分なパワーを備えていたRB20E型は、直6ならではのスムーズさや噴け上がりの良さを味わえました。セダンのみの設定です。

RB20DE搭載グレード

R32スカイラインに搭載される2,000cc直列6気筒
DOHCエンジンのRB20DE

●GTS 5MT/4AT FR
●GTSタイプS 5MT/4AT FR

スカイラインのスポーツイメージに相応しいエンジンといえば、DOHCやターボです。RB20DE型直6DOHCエンジン搭載グレードは、スカイラインのスポーツイメージに相応しいパワー感とハンドリングと回頭性能の高さで、ワインディングロードの走行が楽しめました。
ベースグレードはGTS、豪華装備版がGTSタイプSです。

RB25DE搭載グレード

R32スカイライン 4ドアスポーツセダン GTS25 Type X・G

●GTS25タイプX 5AT FR ※セダンのみ
●GTS25タイプX・G 5MT/5AT FR ※セダンのみ
●GTS25タイプS 5MT/5AT FR ※クーペのみ

1991年8月に追加された2,500cc車は直6DOHCのRB25DEを搭載しています。RB20DEのボアアップ版エンジンです。搭載された5ATは、世界初採用でした。性格はスポーツというよりはツアラー。高速道路をゆったりとクルージングする用途に適していた、余裕のある大人のスポーツエンジンです。
セダンではGTS25タイプXがベースとなり、GTS25タイプX・Gは豪華装備版です。クーペはGTS25タイプSのみの設定でした。

RB20DET搭載グレード

R32スカイライン 2ドアスポーツク-ペ GTS-t Type M
※GTオートスポイラー&リヤスポイラー、電動ガラスサンルーフはオプションです。

●GTS-t 5MT/4AT FR
●GTS-tタイプM 5MT/4AT FR
●GTS-4 5MT/4AT 電子制御トルクスプリット式4WD(ATTESA E-TS)

ノーマルモデル最強バージョンといえば直6DOHCターボ「RB20DET」を搭載したグレードです。FR車はHICASを装備しコーナリング時の限界性能とラインのトレース性能を高めています。4WD車は後述するGT-Rとほぼ同じシステムの電子制御トルクスプリット式フルタイム4WDです。
FR車ではGTS-tがベース、GTS-tタイプMが豪華装備版です。4WD車はGTS-4のみの設定です。

GT-Rと同時に発表されたGTS-4は、サスペンションの素材の違いによる重量増、エンジンの違いによるパワーダウン、オーバーフェンダー未装着により十分なトレッド幅が稼げないなどの違いはありましたが、復活したGT-Rの廉価版とも言え、GT-Rの高性能の片鱗を感じさせるグレードでした。

R32スカイラインの口コミ・評判

満足している点

R32スカイラインのここに満足!

走行性能、運動性能、操縦性、スタイリング、伝統のリア丸目4灯に評価が集中しています。

215PSで軽量化も特に目指していないながら、高速寄りに振ったギアレシオのおかげで胸のすくようなスピード感。

出典:www.goo-net.com

直6ならではのエンジンレスポンスなどスポーティな乗り味

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ハイキャス装備なので、小回りも聞くし操作が素直で優しい感じ

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FR特有の曲がる事が得意という車。

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スタイリングがとにかくいい。不自然な曲線だらけの今の車にないエレガントなエクステリア。

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見た目も格好良く、特にリアの丸目4灯がお気に入りでした。

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不満足な点

R32スカイラインのここが不満!

燃費の悪さと居住性の低さを不満足な点として挙げている方が多いのですが、他にはまるで不満な点が挙がっていないのは、興味深い現象です。

燃費がリッター8㎞と今の車とは比較にならない位悪いです。

出典:www.goo-net.com

狭さかな?でも基本2人で乗っていたから苦にはならなかった。

出典:www.goo-net.com

R32スカイライン カタログスペック

R32スカイライン 4ドアハードトップスポーツセダン GTSタイプS

R32スカイライン 4ドアハードトップスポーツセダン
※画像はGTS-t TypeMです。

車両型式 HCR32
駆動方式 FR
乗車定員 5名
車両重量
 ●5速MT車 1,260kg
 ●4速AT車 1,280kg

車両寸法

全長 4,580mm
全幅 1,695mm
全高 1,340mm
ホイールベース 2,615mm
トレッド 1,460mm
最小回転半径 5.2m

室内寸法

全長 1,850mm
全幅 1,400mm
全高 1,105mm

走行メカニズム

変速機 5速MT / 4速AT
ステアリング パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション 4輪独立懸架マルチリンク式
ブレーキ(前) ベンチレーテッドディスク
ブレーキ(後) ディスク
タイヤサイズ 205/60R15 89H

エンジンスペック

型式 RB20DE
種類 直列6気筒DOHC
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
内径 78.0mm
行程 69.7mm
総排気量 1,998cc
圧縮比 10.2
最高出力 155ps/6,400rpm
最大トルク 18.8kg・m/5,200rpm
燃料タンク容量 60L

燃費

燃料消費率 10.2km/L
※10モードによる計測値

R32スカイライン 2ドアスポーツクーペ GTS-tタイプM

R32スカイライン 2ドアスポーツクーペ GTS-t TypeM リアビュー

車両型式 HCR32
駆動方式 FR
乗車定員 5名
車両重量
 ●5速MT車 1,260kg
 ●4速AT車 1,280kg

車両寸法

全長 4,530mm
全幅 1,695mm
全高 1,325mm
ホイールベース 2,615mm
トレッド 1,460mm
最小回転半径 5.2m

走行メカニズム

変速機 5速MT / 4速AT
ステアリング パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション 4輪独立懸架マルチリンク式
ブレーキ 4輪ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ 205/55R16 88V

エンジンスペック

型式 RB20DET
種類 直列6気筒DOHCインタークーラー付ターボ
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
内径 78.0mm
行程 69.7mm
総排気量 1,998cc
圧縮比 8.5
最高出力 215ps/6,400rpm
最大トルク 27.0kg・m/3,200rpm
燃料タンク容量 60L

燃費

燃料消費率 8.0km/L
※10モードによる計測値

BNR32スカイライン GT-Rとは?

JTC参戦のために開発されました。901運動の集大成です。

BNR32スカイライン GT-R

1989年5月、R32スカイライン発表時にはまずFRのノーマルモデルが発表されました。発表会の席でGT-Rを含む4WDモデルは1989年8月発表とアナウンスされました。その言葉の通り、1989年8月21日に発表されました。
スカイラインに「GT-R」グレードが復活するのは、1973年4月に生産終了となったKPGC110型ケンメリGT-R以来、実に16年振りとなります。BNR32型GT-Rは第2世代GT-Rの初代であり、GT-Rとしては通算3代目となります。

BNR32型GT-Rは全日本ツーリングカー選手権(JTC)参戦のために、開発されました。先行開発車両として、R31型GTS-Rの存在があります。GTS-RがJTCに参戦して得たデータをフィードバックして、BNR32型GT-Rは開発されています。

JTCで勝利するためだけに製造されたRB26DETT

JTCで勝利するためだけに開発されたRB26DETT。第2世代GT-Rに採用されました。

1993年まで全日本ツーリングカー選手権はグループA規格で開催されていました。当時のレギュレーションでは、参戦車両は次のように規定されていました。

●年間5,000台以上を販売する車両であること
●サスペンション、エンジンのカムやクランクなどの大幅な改造は可能
●ただし、他の主なパーツは量産車のものを使用

サスペンションは全て変更できるものの、エンジンはシリンダーブロックやピストンは量産車のパーツを使用することが義務付けられていました。そこで日産自動車は量産車としては明らかにオーバークオリティなエンジンの開発に取り組みます。それが名機「RB26DETT」型エンジンです。

RB26DETT型エンジンはレース参戦を目的としており、レース参戦用チューンニング時には600PSを発生します。しかし参戦するJTCのレギュレーションでは、シリンダーブロックに改造を加えてはいけません。そこで日産自動車は量産されるGT-Rのエンジンそのものをレース仕様のシリンダーブロックやピストンを採用しました。量産車としては明らかにオーバースペックな高耐久性、高出力に耐える頑強な部品です。

図らずも第1世代GT-Rに続き、第2世代GT-Rでもレース用エンジンのデチューン版が量産車量に搭載されることになりました。この点がR31GTS-Rが搭載したRB20DET-Rとは決定的に違う点です。RB20DET-Rは量産車用エンジンにレーシング用チューニングを施したもので、開発経緯がS20やRB26DETTとは逆です。おそらくはこの点が、GTS-RがGT-Rを名乗れなかった要因の1つであると思われます。

2,568cc?中途半端な排気量を採用したワケ

BNR32スカイライン GT-Rのフロントビュー。まさにロードゴーイングマシンです。

RB26DETTは2,568ccです。日本の自動車税は2,500ccを境に課税額が変わります。販売を優先させるなら2,500cc未満に排気量を設定した方が課税額も抑えられるのですが、敢えてそうはしませんでした。その理由が全日本ツーリングカー選手権に参加し優勝するため、でした。

当時のレギュレーションでは排気量別にクラス分けされており、各クラスに最低車両重量とタイヤ幅が決まっていました。GT-Rは開発当初、グループA 4.0Lクラスでの参戦を計画していました。最低車両重量1,180kg、タイヤ幅10インチのクラスです。軽量ボディ、軽量エンジン、ターボ係数1.7等の条件を考慮した上で、R32 GT-Rは当初、海外輸出用のRB24をベースに2,350ccターボ、FR車で開発されていました。

しかしATTESA E-TSの採用が決定し、車両重量が100kg増えざるを得ませんでした。いくら軽量化しても、グループA 4.0Lクラスの最低重量には届きません。さらに2,350ccエンジンでは目標出力の600PSを達成するにはマージンが少なく、耐久性も問題となりました。その上、10インチのタイヤ幅ではエンジンパワーに対応できない恐れがあることまで課題となりました。
その結果、1つ上の4.5Lクラスでの参戦を決定しました。4.5Lクラスの最低車両重量は1,260kg、タイヤ幅は11インチなので、増加した車両重量、600PSの大パワーのどちらの問題もクリアーできます。

グループA 4.5Lクラスでのターボ車の排気量上限は2,647ccでした。できるだけ上限に近い排気量を設定し、目標出力に対し余裕を持たせる予定でした。しかし実際にはRB26DETTの排気量は2,568ccで、79ccもの差があります。これは製造ラインの都合が関係していました。あくまで既存のラインでの生産を計画していたため、実現できたのが2,568ccエンジンでした。2,647ccエンジンを制作するには新たな設備投資かマニュファクチャリングとなり、いずれにしても販売価格の上昇は避けれられなかったことでしょう。

RB26DETTの中途半端な排気量は日本の自動車税制を考慮せず、あくまでもレースに勝利するために開発されたからだったのです。できることであれば生産ラインの都合も考慮せず、本当にレースのためだけに2,647ccエンジンを実現してもらいたかったですね。

BNR32スカイライン GT-Rの変遷

BNR32スカイライン GT-Rはレース参戦用ホモロゲーションモデルや、参戦レースのクラス変更に対応したモデルを追加グレードとして発売しました。

BNR32スカイライン GT-R NISMO(1990年)

1990年の全日本ツーリングカー選手権初戦に向けたグループA参戦マシン用ホモロゲーションモデルとして登場。500台限定。標準のGT-Rとの主な違いは、次の通りです。

●セラミックタービンからメタルタービンへ変更
●専用エキゾーストマニホールド採用
●各装備の省略による大幅な軽量化
 ・エアコンレス化
 ・オーディオレス化
 ・リアワイパーレス化
 ・ABSレス化
 ・インタークーラーグリルレス化
●フードトップモール追加
●フロントバンパーに開口箇所(通称「ニスモダクト」)追加
●サイドシル後部にリアタイヤ周りの整流を行うプロテクター追加
●小型リアスポイラー追加

BNR32スカイライン GT-R N1(1991年)

現在のスーパー耐久レースの前身であるN1耐久レース参戦を目的に設定されたモデルです。BNR32GT-R NISMOをベースにさらに、以下の変更が行われています。

●N1仕様のRB26FRTTを搭載し、出力アップによる耐久性向上
●NISMO純正ホイール装着
●NISMO製ステアリング装着
●専用マフラー装着
●ストラット・タワーバー追加
●ブレーキローターの大径化
●ピンホール廃止
●ブレーキ導風板追加
●角型2灯式ハロゲンヘッドランプへの換装
●車体色はクリスタルホワイトのみ設定

Vスペック発売時には、ブレンボ製ブレーキを追加したVスペックN1に変更されました。

BNR32スカイライン GT-R V・spec(1992年)

BNR32スカイライン GT-R V・spec

グループAより改造範囲の狭いグループNに参戦するため、上位グレードとして登場。標準のGT-Rとの主な違いは、次の通りです。

●フロントブレーキローター径を324mmに大径化(標準車は296mm)
●リアブレーキローター径を300mmに大径化(標準車は297mm)
●フロント4POT、リア2POTのブレンボ製ベンチレーテッドディスク採用
●225/50R17インチBBS製ホイール採用
●サスペンションの再セッティング
●ATTESA E-TSのロジックパターン変更
●車両車重は1,500kgに増加(標準車は1,430kg)

BNR32スカイライン GT-R V・specII(1994年)

BNR32スカイライン GT-R V・specII リアビュー

1994年に新たに認可された45RタイヤをV・specに装着。コーナリングスピードの向上が図られました。GT-R V・specと比較し、次の装備が変更になっています。

●245/45R17装着

BNR32スカイライン GT-Rの口コミ・評判

満足している点

BNR32型GT-Rの満足な点は?

BNR32スカイラインGT-Rの満足な点として、エクステリアのカッコよさ、動力性能の高さ、ハンドリング性能の高さが多く挙げられています。総合すると、乗って楽しいワクワクするクルマ、ということですね。

かっこいいです。注目をあびます。速いです。

出典:www.goo-net.com

硬派なスポーツカーのイメージでしたが、思った以上に乗りやすい車でした。

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アテーサ4WDのおかげで高速のハンドリングは気持ち良いです。

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乗っていて楽しい!

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不満足な点

BNR32型GT-Rの不満足な点は?

BNR32スカイラインGT-Rが持つ弱点として、燃費の悪さや専用品を多用した高額車であるがための整備費用の高さが指摘されています。さらに加えて経年劣化により維持費が高額になってきている点も指摘されています。

やはり非常にお金がかかります。ガソリン代やタイヤ代や車検代も高いです。

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快適性、実用性を期待するのは酷です。

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古い車ですので故障が多いこと。
特にエアコンやエアフローの故障は有名です。

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悪夢のような燃費の悪さ。

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BNR32型スカイライン GT-Rのカタログスペック

BNR32スカイライン GT-R V・specのインパネ周り

車両型式 BNR32
駆動方式 電子制御トルクスプリット式4WD(ATTESA E-TS)
乗車定員 4名
車両重量 1,430kg

車両寸法

全長 4,545mm
全幅 1,755mm
全高 1,340mm
ホイールベース 2,615mm
トレッド 1,480mm
最小回転半径 5.3m

室内寸法

全長 1,805mm
全幅 1,400mm
全高 1,090mm

走行メカニズム

変速機 5速MT
ステアリング パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション 4輪独立懸架マルチリンク式
ブレーキ 4輪ベンチレーテッドディスク
タイヤサイズ 225/50R16 92V 

エンジンスペック

型式 RB26DETT
種類 直列6気筒DOHCインタークーラー付ツインターボ
使用燃料 無鉛プレミアムガソリン
内径 86.0mm
行程 73.7mm
総排気量 2,568cc
圧縮比 8.5
最高出力 280ps/6,800rpm
最大トルク 36.0kg・m/4,400rpm
燃料タンク容量 72L

燃費

燃料消費率 7.0km/L
※10モードによる計測値

R32スカイラインの中古車市場

R32スカイラインの中古車市場は果たして?
Created by yino19700

登場から27年が経過したR32スカイラインです。ボディタイプによりユーザー層も変わりますし、グレードにより人気も違います。ここではノーマルグレードの4ドア、2ドア、GT-Rと3つに分けて、2016年8月現在の中古車状況をご紹介します。

R32スカイライン 4ドアハードトップスポーツセダン

R32スカイライン 4ドアハードトップスポーツセダン オーテックバージョン

Goo-netで検索してみたところ、登録されているR32スカイライン 4ドアハードトップスポーツセダンは9台でした。内訳は、

●ノーマル車 3台
●チューニングカー 5台
●コンプリートカー 1台

です。ノーマル車が圧倒的に少ないですね。

価格帯は最安値で89万円(GTS25タイプX・G、5.6万km、ノーマル車)、最高額で148万円(GTS-4、RB26DETT換装、走行不明、チューニングカー)です。さらに価格不明のASKも1台あります。こちらはGTS-tタイプMのフルノーマル車です。走行距離は4.6万km。新車時からの整備手帳完備です。おそらくコンディションは良好に保たれているものと思われます。

コンプリートカーの中古が1台、登録されています。オーテックバージョンのR32です。AT、NAのRB26、GT-Rのフロントマスクを装備したメーカー公認の4ドアGT-Rです。こちらの価格は141.2万円です。気になる方はお早目にチェックしてみてください。

R32スカイライン 2ドアスポーツクーペ

R32スカイライン 2ドアスポーツクーペ GTS-4 リアビュー

Goo-netに登録されているR32スカイライン 2ドアスポーツクーペの中古車は22台でした。4ドアともども、ノーマルのR32スカイラインの中古車は数がかなり少なくなっています。22台の内訳は、

●ノーマル車 7台
●チューニングカー 13台
●カスタムカー 2台

やはりスカイライン2ドアクーペを選ぶ方は、運転好きの方、自動車好きの方が多いようです。ライトチューニングを施してある車両が半数を占めます。またエンジンをRB25やRB30に換装して公認を取得している車両も2台ありました。
印象的なのは7台ものノーマル車が登録されていることです。R32スカイラインではノーマル車は貴重です。お値段にも反映されているようです。

今回検索したR32スカイライン 2ドアスポーツクーペの中古車の最安値は50万円(GTS-tタイプM、走行不明、走り屋仕様にチューニング多数)、最高値は235万円(GTS-tタイプM、18.4万km、RB30改3.2Lエンジンに換装、公認取得済み)でした。

最安値の車両は前オーナーさんがかなり手をいれられた様子です。使い込み方がハンパないです。キャビンは後席撤去の上、ロールバーが組み込まれています。リヤスポイラー自作レス仕様ですので、ワインディングロード走行でも楽しまれたのでしょう、きっと。

最高値の車両はオーストラリア輸出用のスカイラインに搭載されているRB30型をボアアップした3.2Lエンジンにターボをボルトオンしています。エアフロー確保のためにボンネットにエアダクトが設けられています。全体として違和感がないスッキリしたデザインで、一見カスタムカーとは思えないほどの美しさです。ここまで徹底して作り込んでくれているのなら、235万円のプライスも納得です。

ノーマル車はというと63万~179.9万円、中心価格帯は70万円台です。30年近く昔のクルマと考えると高価ですが、スカイライン史上(目下のところ)最後の5ナンバー車であることに価値を見出せるのなら、割安ではないでしょうか?

BNR32スカイライン GT-R

BNR32スカイライン GT-R NISMO

Goo-netに登録してあるR32スカイラインの中古車で最多なのが、BNR32型GT-Rです。その数、2016年8月現在で88台です。内訳は、

●GT-R 84台
●GT-R Vスペック 3台
●GT-R NISMO 1台

圧倒的にベースグレードのGT-Rが多いのですが、中にはブレンボキャリパー搭載と紹介されているGT-Rがあり、これはVスペックでは? と疑わしき車両もありました。またほとんどの方がライトチューンを施しています。

価格は最安値が133万円(走行不明、改ざん車)、最高値は498万円(4.4万km、NISMOパーツ多数装備)です。最安値の車両はエンジンルーム内にアースコードが装着されている程度の改造ですが、ストラットタワーバーやダッシュボード内装がありません。もしかしたらパーツ取り用車両として使用されているのかもしれません。
最高値の車両はとにかくキレイです。新車同然です。足回りにも手がはいっていますが、使用パーツはNISMO製です。品質的な問題はないと思われます。
なお価格が不明のASKも20台ほどありました。中でも注目なのがTuned by S&Sの車両です。2000年10月に桜井眞一郎氏が監修し、BNR32型GT-Rの程度の良い中古車をベースにNISMOパーツやR34GT-R用のパーツを組み込んで制作されました。最高出力は350PSです。限定32台の生産で、発売開始から完売まで1分でした。本当に希少性が高いので、価格は果たしていくらになることやら? 見当もつきません。

中古車をお探しの方はこちら

BNR32スカイライン GT-R以降のGT-R

BNR33スカイライン GT-R

BNR33スカイライン GT-R

BNR32スカイライン GT-Rに引き続き全日本GT選手権に参戦しました。他にもル・マン24時間耐久レースにも参戦しました。

BNR34スカイライン GT-R

BNR34スカイライン GT-R

2016年7月現在、最後のスカイライン GT-RがBNR34型です。先代に引き続き全日本GT選手権に参戦しました。またニュルブルクリンク24時間レース、スーパー耐久にも参戦しています。

R35 GT-R

R35 GT-R 2017年モデル

現行型日産 GT-Rには3,799ccV6エンジンのVR38DETTが搭載されています。日産ではVR型の原型となったVQ型エンジンを1989年から開発しており、その設計思想にはRB26DETTの開発思想が活かされています。
VR型が正式にGT-Rに搭載されたことでRB型の正統後継エンジンとなったことは、日産の技術の歴史上、非常に有意義なことである、と開発者の方が仰っています。

【まとめ】スカイライン史上、エポックメイキングな1台

BNR32スカイライン GT-R リアビュー

R32スカイラインのまとめ、いかがでしたでしょうか。

近年、スカイラインがモデルチェンジを行う度に大排気量、大型ボディをまとったスカイラインはスカイラインではない、と嘆くファンが大勢いらっしゃいます。日本の道路事情のベストマッチする5ナンバー車のスカイラインこそが、本流のスカイラインと考えるファンがあまりにも多いのです。その意味では日本の道路にマッチした最後のスカイラインがR32スカイラインと言えます。

また16年振りにGT-Rが復活しました。RB26DETTとATTESA E-TSは、それまでの日本車では到達できなかった領域へも踏み込む、まさに異次元の走りを実現しました。日本車の走りのレベルを飛躍させた1台、と言っても過言ではないでしょう。