【シボレー コロラド】搭乗・積載・牽引、小さめサイズでも全部がまかなえるピックアップがコレ!

ゼネラルモーターズ、そしてシボレーは、大きなSUVやピックアップトラックが印象的なメーカーかもしれません。しかし実際には、様々なサイズの自動車をリリースして、世界中の各地方ごとにその需要を満たすビジネスを展開しています。このシボレー コロラドも、具合のよいサイズに設計されていながらも、ホンモノのピックアップトラックに十分な機能を備えた一台です。

GMC キャニオンと兄弟関係のミッドサイズ・ピックアップトラック

シボレーは、ゼネラルモーターズの傘下にある自動車メーカーです。そこが、北米のみならずブラジルの開発部門や日本のメーカーである「いすゞ」などと共同で開発し、2004年にリリースした中型ピックアップトラックが、シボレー コロラドという一台。このクルマの双子車は、親会社ブランドでGMC キャニオンという名称で販売されることになりました。

コロラドおよびキャニオンの位置づけとしては、同系列がそれまで販売していたトラックである、シボレー S10とGMC ソノマの後継車種です。

直4、V6、V8に、5気筒エンジンも積んでいたシボレー コロラド

経済性や技術的効率性は別として、アメリカでは、ピックアップトラックのフレーム(車台)の上部を乗せ換えて、乗用車のSUVとする手法が人気です。したがって、多種にわたるモデルが同じ基本構造を共用することになります。たとえば、「シボレー シルバラード」はフルサイズSUVの「タホ」、あるいは他のトラックである「アバランチ」などと深い関係を持つという具合です。

そして、このシボレー コロラドも小型なサイズながら同じような作りのクルマで、2016年現在ではSUVにボディーを換装されたモデルは、トレイルブレイザー(豪州ではコロラド7)と呼ばれて販売されています。

コンパクト版のブレーザーとは親類関係にある初代コロラド(2004年〜2012年)

トラックという事で、2004年に登場した当初から、当然のことながらFRもしくは4WDのどちらかを選択できるように作られたのが、シボレー コロラドの系列のクルマ達です。

この初代のシボレー コロラドは、年代にもよりますがエンジンに広いバリエーションが設定されました。中でも面白いのが、1連の直列5気筒DOHCエンジンだと言えるでしょう。このエンジンは、登場当初は3.5Lの排気量であったものが、2007年からは3.7Lにアップされています。それに伴い、出力164kW(223ps)&トルク305N・m(31.1kgf・m)から、180kW(244.7ps)、328 N・m(33.5kgf・m)へと改良されました。

他のエンジンとしては、もっとも小さいものが、2.5Lの排気量で87kW(118.3ps)、279N・m(28.5kgf・m)の性能をもつ直4。そして、最大では5.3 LのV型8気筒で224kW(305ps)に434N・m(44.3kgf・m)というパフォーマンスのものまでが網羅されています。

【諸元表】シボレー コロラド 5.3L V8

名称:シボレー コロラド 5.3L V8
エンジン排気量:5,328cc
エンジン出力:223.7kW(304.2ps)/5,200rpm
エンジントルク:434N・m(44.2kgf・m)/4,000rpm
全長:5,260mm
全幅:1,717mm
全高:1,656mm
重量:1,837kg
ホイールベース:3,200mm
サスペンション:独立懸架(前)/ 車軸式(後)

最新型コロラドは第二世代(2012年〜)

現行の2016年型シボレー コロラドは、「GMT 31XX」というプラットフォームを使って設計され、2012年に発表されたモデルです。この新型に用意されたボディスタイルは、2ドアの「Extended Cab」と4ドアの「Crew Cab」という2種類。4ドア版には荷台の前後長によって、「Short Box」と「Long Box」が設定されています。ボディのタイプによらず、FRの2輪駆動と4輪駆動の選択が可能。

動力源としては、もっともベーシックなタイプで排気量2.5Lの直列4気筒DOHC可変バルブタイミング機構付きで、出力149kW(203ps)にトルクは259N・m(26.4kgf・m)の性能です。

その上位にあるのが、排気量3.6LのV型6気筒DOHCエンジン。これは、出力が227.4kW(309ps)でトルクは365N・m(37.2kgf・m)の性能です。加えてトラック用としては一番ふさわしいとも言えそうなのが、排気量2.8Lで直列4気筒DOHCのディーゼルでしょう。そちらの性能は、出力135.0kW(183.5ps)ですが、トルクは500.3N・m(51.0kgf・m)となっていて、牽引の機会が多そうな用途に十分対応する能力でしょう。

【諸元表】シボレー コロラド 2.8L ディーゼル

名称:シボレー コロラド 2.8L ディーゼル
エンジン排気量:2,776cc
エンジン出力:135.0kW(183.5ps)/3,400rpm
エンジントルク:500.3N・m(51.0kgf・m)/2,000rpm
全長:5,402mm
全幅:1,887mm
全高:1,793mm
重量:2,202kg
ホイールベース:3,259mm
サスペンション:独立懸架(前)/ 車軸式(後)

日本のサイズにも合いそうなシボレー コロラドを購入する

2016年型の新車は?

もちろん、本舗の米国シボレーには、トラックだけでなく大衆車からスポーツカーまで、広いラインアップがそろっています。一方、2016年の現在で日本に正規輸入されているモデルは、キャプティバにカマロそしてコルベットのみ。というわけで、やはりコロラドに乗りたいなら並行輸入を検討することになりそうです。

「アメ車専門店スペース」のページからは、シボレー コロラド新車の見積もり依頼ができます。また、「株式会社 ティムスター」のページには、参考としての価格も表示されているので参考になりそうです。この業者さんは、カスタム車両のことも相談に乗ってくれるそうです。

両社とも下にリンクを張り付けておきます。輸入を検討の際はご利用ください。

シボレー車の各種グレード、新車価格、装備内容を紹介しています。人気のシボレー タホ、サバーバン、シルバラード、エクスプレス、アストロ、コルベット、コロラド、などを、日本一の低価格で販売できるよう努力しています!

中古車で探してみる

タフな用途のピックアップトラックであれば、むしろ中古で入手した方が、傷など気にならない分、気楽に使いやすいということもありそうです。

ところが、調べてみてもあまり数が出てこないのが、このシボレー コロラドです。そんな中でまず、2015年登録で走行距離が31kmという新古車同然の車体で、4,980,000円というのが見つかりました。また、姉妹車種のGMC キャニオンですと、2015年登録に400km走行のものが5.280.000円とあります。

日本では、むしろアメリカを感じさせるフルサイズ車が人気ということなのでしょうか。具合の良いサイズ感を持つはずのコロラドは、意外に個体数は少ないようですね。

シボレー コロラドのまとめ

ピックアップトラックと聞くと、やや古臭いOHVのエンジンを載せたクルマを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、最新型のコロラドには、DOHCやクリーンディーゼルなど時代に遅れ過ぎない技術も盛り込まれています。

トラックという特別なクルマをそこまでちゃんと作ったからこそ、ゼネラルモーターズは、せめてコロラドの最上級モデルだけでも日本投入をしたらよいのに、と思ったりするわけです。