【トヨタ パッソセッテ】超希少5ナンバー3列ミニバン、その魅力とは!?燃費、口コミ、中古車情報まで!

完全5ナンバーサイズでスタイリッシュな7シーターと言えば今やトヨタ シエンタの一人勝ち状態ですが、そのヒットの前に、ダイハツからのOEMで生産されたのがこのパッソセッテでした。今日はパッソセッテの魅力だけでなく、他者との比較から口コミ・燃費情報を含めてご紹介します。

トヨタ パッソセッテとは

完全5ナンバーサイズの3列コンパクトミニバン

出典:http://blogs.yahoo.co.jp/wildspeed1024/5067053.html

2008年12月から2012年2月まで製造された、3列シート7人乗りミニバンです。「広くて、使いやすい7シーターコンパクト」がコンセプトで、トヨタ 初代シエンタの後継として開発されました。セッテとはイタリア語で「7」という意味で直球のネーミングになっています。ダイハツ ブーン・ルミナスの姉妹車にあたります。

パッソセッテの前身は、初代シエンタ

前身のシエンタは初代ヴィッツをベースとした3列シートの5ドアミニバンでした。両側スライドドア、丸目のファニースタイルで独特のスタイルが特徴でした。その後、2010年8月にパッソセッテへとバトンタッチしています。

6エアバッグも標準装備、安全性はクラストップレベル

安全性は当時としても最新式で、今も見劣りしません。運転席と助手席のデュアルSRSエアバッグはもとより、サイドとカーテンシールドにもSRSエアバックを標準装備しています。他にもEBD付ABS&2段ブレーキアシストに、世界トップクラスの衝突安全基準をクリアしたGOAボディが採用されています。

ガソリンタンク容量42L、最小回転半径は全グレード共通で5.2mと、実用性も充分です。

パッソセッテ グレード構成

2つのグレード「G」と「S」の違い

Gグレードがアームレスト付フロントベンチシート、Sグレードが後部座席への移動もできるセパレートタイプになっていて、それぞれにFF 2WD車と4WD車が存在します。各グレードの上位にはドアミラーウィンカーやフロントフォグランプも付くので、グレードの違いは比較的見分けやすくなっています。

「C Package」の名称が付くと下位モデルを意味し、装備の一部簡略化が行われています。

「X」グレードが最廉価グレード

ドアミラーウィンカーや運転席シートバックポケットなど細かな装備を取り除いたのが、Xグレードです。2WD車の当時のメーカー希望小売価格が149万円で、コストパフォーマンスを訴求していたことがよく分かります。

仕様諸元・燃費性能

エンジンは、3SZ-VE型 1.5L 直4 DOHC これに組み合わされるのはシーケンシャルシフト付4ATで、最大出力109PS / 最大トルク14.4kg・m のスペックです。燃費性能は10・15モードで、2WD車が15.6km/L、4WD車が14.6km/Lとなっています。

近年、ハイブリッドモデルが用意されたり、アイドリングストップが採用されたりするため、2WD車での比較では見劣りしてしまいます。

トヨタ パッソセッテの燃費一覧。全国のオーナーからの給油情報を元にした実燃費が分かります。クルマの乗り方によっても燃費は大きく異なります。車レビューも参考になります。

トヨタ パッソセッテの評判・口コミ

複数の口コミサイトから総合すると5点満点中3点前後を付けていらっしゃる方が多数です。良い点と悪い点について、それぞれまとめてみました。

パッソセッテの良い点

「ファミリーユースで大変便利」「視界が広く運転しやすい」という点が好評価のようです。また、近年の奇抜なトヨタデザインと異なり、パッソセッテのようなシンプルデザインが好まれている意見が見受けられます。球数が多くなく、希少性があるのもここに来て評価の対象になりつつあるようです。

パッソセッテの悪い点

欠点として挙げられるのは「3列目を収納しないと荷物が積載できない」「3列目の乗降がしづらい」など、3列シートの使い勝手についての意見が多いように感じられます。ライバルがこぞって採用したスライドドアでない点が原因と考えられます。また登場からわずか半年後にスタートしたエコカー減税の対象外となってしまったため、日陰の存在となってしまいました。

これらのことから当時のパッソセッテは販売不振に陥りました。トヨタはコンパクトミニバンのイメージを一転させるため、パッソセッテのネーミングを1代限りとして再びシエンタの名称を復活させました。

パッソセッテの後継、2代目 トヨタ シエンタ

独自のラテンスタイリングで人気独占の2代目シエンタ

パッソセッテの反省点から、両側スライドドア採用と3列目の乗降性に手が加えられました。2列目を座面ごと前に折りたためるタンブルシートとしたことで、3列目へのアクセスが格段に良くなりました。これは初代シエンタにも搭載してきた機能なので、復活というべきでしょうか。

ガソリンエンジンの2WD車は、ハイブリッドモデルにも採用されるアトキンソンサイクル方式の2NR-FKE型に置き換わっています。新たにアイドリングストップを標準装備したことからJC08モード燃費を20.6km/L(X-Vパッケージ)に向上し、「平成32年度燃費基準」を達成しています。

広報活動も目立ち、今やこのクラスの一人勝ち状態となっているのが、パッソセッテ後継のシエンタです。

お手頃でおすすめな中古車、パッソセッテ

2016年の中古車相場では修復歴なし総額100万円未満が多く、お手頃な一台です。費用をなるべく抑えて多人数乗車を考える方に最適です。2代目シエンタが登場したことで値落ちしています。

走行距離や事故の有無を考慮にしつつ、ベンチシートのGグレードか、セパレートタイプのSグレードかで選ぶことになるかと思います。2016年6月現在の登録されている中古車情報を掲載しておきますので、ご検討の方は参考にしてみてください。

トヨタ パッソセッテ 中古車情報

まとめ:希少デザインの5ナンバー3列ミニバン トヨタ パッソセッテ

実用的な5ナンバーミニバンのもう一つの選択肢

ホンダ フリード、トヨタ シエンタという2つの巨頭ですが、好き嫌いの分かれやすいアグレッシブなデザインから敬遠される方もいらっしゃいます。パッソセッテは四隅の視認性も良く、かえって差別化にもなり得ます。わずか4年足らずの製造なので、街中で見かけることも多くはありません。

シエンタにバトンタッチしたことで、中古市場での価格もこなれてきた印象です。ダイハツが培ってきた軽自動車のDNAも受け継いでいますので、他とちがうコンパクトミニバンをお探しの方にはベストチョイスになるのではないでしょうか?