【フォード ブロンコ】可愛すぎるSUV♪サイズや燃費、中古車に触れつつ魅力を紹介

初代と2代目で趣が大きく異なるフォード ブロンコですが、どちらのブロンコにも独自の魅力が詰まっています。取り分け、初代ブロンコはその愛らしいフォルムも相まって、非常に魅力的な一台です。今日はそんなフォードの誇るSUVブロンコについて、燃費やサイズなど紹介しようと思います。

フォード ブロンコとは?

アメリカで今でも根強い人気を誇る、SUVの代表格とも言うべき車がブロンコです。歴代で通算5回のフルモデルチェンジを行っており、特に初代と2代目以降とでは車の性格が大きく異なります。

特に高い人気を得ているのが、アーリー ブロンコと呼ばれる初代モデルです。良好な悪路走破性と、街乗りでの快適な乗り心地を両立し、SUVの元祖とも呼ばれています。

初代ブロンコ (アーリーブロンコ 1966年~1977年)

元々このアーリー ブロンコこと初代ブロンコは、ジープの小型SUVチュロキーに対抗して開発されました。アクセルやブレーキの一部をフォードのピックアップトラックF-100シリーズから流用していますが、フレームやサスペンションなどほとんどの部分専用で設計しています。路面追従性の高いサスペンションは悪路での走破性が非常に高く、コンパクトなボディと短いホイールベースも相まってオフロード走行の分野では特に高い人気を博しました。

高いオフロード性能からくるマニアックな人気と、良好な街乗りでの乗り心地から乗用車としての人気を合わせて獲得していたアーリーブロンコですが、豪華装備を満載した大型SUVシボレー・ブレイザーが登場したことで状況が一変します。

255馬力のエンジンを搭載したブレイザーに比べ、アーリーブロンコのエンジンは205馬力と出力面で大きく劣りました。より大きなボディとパワーを持つ車が支持を受けるようになっていくアメリカ市場でアーリーブロンコは徐々にその存在感を薄くし、売り上げを落としていくことになります。

2代目ブロンコ(1978年~1979年)

1978年、ブロンコはF-100のシャシーやボディを流用することでボディサイズを拡大し、エンジンもより高馬力な6,555ccのV8エンジンを搭載することで、フルサイズクラスのブレイザーやトヨタ ランドクルーザーに負けないSUVとして生まれ変わりました。

その大柄なボディサイズや初代ブロンコから引き継がれる高性能なサスペンションのおかげで、フルサイズクラスのSUVでありながらも良好なオフロード性能を備えていました。

開発のベースとなったFシリーズが2年後フルモデルチェンジとなったことから、わずか2年で製造・販売が終了した希少車でもあります。

3代目ブロンコ(1980年~1986年)

1980年、当時から現在に至るまでフォードの屋台骨を支えるFシリーズが新たなモデルに刷新されたことになり、F-100とボディやシャシーの多くを共有していたブロンコも新型へとフルモデルチェンジすることになります。

フォード本体の事情による大きいフルモデルチェンジであったため、車としてのシャシーやボディ性能は飛躍的に向上しているものの、デザインや車としての性格は2代目ブロンコからキープコンセプトとなっています。

4代目ブロンコ(1987年~1991年)

フォードFシリーズのSUVモデルと言って良いほど車としての多くの部分を共有していたブロンコは、Fシリーズのフルモデルチェンジと連動し、1987年に4代目となりました。大型化されたボディに加え、燃料噴射装置の電子化などを採用や快適装備の充実を図り、街乗りで便利なSUVとして順当な進化を果たしています。

快適な実用車という性格とは裏腹に、エクステリアは直線を多用したオフロードを予感させる雰囲気を残しています。

5代目ブロンコ(1992年~1996年)

Fシリーズがフルモデルチェンジしたタイミングで、ブロンコも5代目へとフルモデルチェンジをすることになります。若干丸みを帯びたボディにサイドエアバッグやソフトトップなど装備の充実が図られています。ブロンコはこの5代目を最後に、その歴史に幕を閉じることとなります。

ブロンコの燃費は2~5km/L

情報が少ないブロンコの燃費性能ですが、ネットなどの情報を総合すると、状態の良い個体で5km/L、状態の悪い車両だと2km/Lというよろしくない数字となってしまうようです。特に初期型は販売から50年が経過する旧車ですので、状態の良い車両自体が希少です。燃費性能には期待しないほうが良いでしょう。

サイズが違う、初代ブロンコと2代目以降のブロンコ

初代アーリーブロンコがコンパクトSUVとして販売され、今ではエクスプローラーにその系譜が引き継がれているのに対し、2代目以降のブロンコはフルサイズSUVとしてエクスペディションへと続く系譜を形作っています。つまり、初代アーリーブロンコと2代目以降のブロンコでは異なるカテゴリの車であるということです。

ブロンコに興味を持った方は、どちらのブロンコが好きなのかをはっきりとさせた方が良いでしょう。自分が初代が好きなのか、2代目以降が好きなのかを十分吟味し購入しないと、後悔することになるかもしれません。

2代目ブロンコの系譜を受け継ぐ、最上級SUVエクスペディション

フォードのフルサイズSUVとして販売され続けてきた2代目以降のブロンコの後継車種が、フォードの最上級SUVであるエクスペディションです。売り上げこそエクスプローラーに一歩遅れを取りますが、フォードで最も高級なSUVとしてフルモデルチェンジを続け、今でも販売され続けています。

アーリーブロンコの後継車種のフォード ブロンコII

2代目からブロンコがフルサイズSUVに大型化されたことにより、それまでアーリーブロンコが担っていた小型SUVカテゴリを保管するために開発されたのが、フォード ブロンコIIです。同社のレンジャーからエンジンやドライブトレインを流用しており、115馬力を発生する2.8LV6エンジンを搭載する4WDモデルを主軸に販売されました。

三菱自動車の直4 2.3Lディーゼルエンジンを搭載したモデルも燃費性能を重視してか投入されましたが、当時のアメリカではこのサイズの小排気量ターボは支持されませんでした。開発当時のライバル車種はジープ チュロキーやトヨタ 4ランナーなどになります。

フルモデルチェンジなどを経て販売され続けましたが、エクスプローラーに後を任せ、1990年に製造・販売を終了しました。

アーリーブロンコ、ブロンコII、そしてエクスプローラーへ

ブロンコIIの後継車として1990に登場したSUVです。ブロンコIIより大型化されたボディを頑丈なラダーフレームに併せ、4.0LのV6エンジンを搭載したオフロード走行も十分対応できる本格的なSUVモデルです。アメリカ市場のSUVとしては小柄なサイズながらも、このエクスプローラーは大変な人気を博し、北米市場ナンバーワンの売り上げを達成しました。

初登場からデルチェンジを繰り返し、2016年現在も販売が継続されているフォードのベストセラーモデルです。

旧車としてたしなむフォード ブロンコ

フォード アーリーブロンコ

フォード ブロンコ 初期型: フォードが1960年代に開発したオフロード四駆の傑作。

販売サイトへ

旧車趣味としてたしなむのなら、断然初代アーリーブロンコがおすすめです。完全に趣味の車ですので、初期費用や維持費なんて一切気にしてはいけません。アーリーブロンコは旧車然とした趣のあるスタイルやそれに似つかわしくないにオフロード性能、古き良きアメリカンV8を搭載するなど、車好きのツボをくすぐる車です。

車好きのツボを非常にくすぐる車なので、中古相場は高騰しています。2016年6月現在中古車相場に登録されている車両が2台あるのですが、、その価格は378万円と458万円となっています。2代目以降のブロンコが高くても200万円前半で取引されているので、アーリーブロンコがいかに人気の高いモデルかが判ります。

もちろん、2代目以降のブロンコやブロンコIIでも旧車趣味を楽しむことは可能です。アーリーブロンコに掛かる費用などを考えると、アーリーブロンコをあえて避けるという選択肢もありかもしれません。

アーリーブロンコ 主要諸元

ボディサイズ
全長:3,950mm       
全幅:1,800mm
全高:1,950mm
ホイールベース:2,336mm
車両重量:1,840Kg
最低地上高:200mm

エンジン
種類:V8
排気量:4,998cc
最高出:125PS/3,600rpm
最大トルク:22.2kgf・m/2,200rpm
燃料タンク容量:95L
使用燃料:レギュラーガソリン

足回り・その他
ブレーキ 前:ディスク
ブレーキ 後:ドラム
サスペンション 前後:コイル・リーフスプリング

アーリー ブロンコの立ち位置は、日本のジムニーだと思ってください

スズキ ジムニーといえば、小柄なボディと良く出来たサスペンションにより本格的なオフロード走行が可能な、日本を代表する小さなオフロードカーです。アーリーブロンコのキャラクターは、このスズキ ジムニーと非常に良く似ています。

もちろんアメリカ市場向けのSUVであるアーリーブロンコはエンジンも205馬力を発生するV8エンジンを搭載し、ボディもジムニーに比べれば大柄なので単純に同一ではありませんが、少なくともその立ち位置やキャラクターは、非常に近いモデルであると言えます。

フォード ブロンコのオーナーになる時の注意点

中古車で購入する時は、何かあったときに頼れる業者を選ぶことが重要です

最終モデルが販売を終了してから20年も経っていますので、人気の高い初代モデル以外も基本的には修理やメンテナンスが必要となってきています。絶対にメンテナンスを行う必要のある中古のブロンコを購入するときのポイントは、ブロンコのメンテナンスに長けた、優れた整備技術を持っている業者で購入することが重要となってきます。

腕に自信のある修理工場やショップなら修理の様子をブログで綴っている場合が多く、そういったブログなどの情報から良い技術を持ったショップを探すのが近道です。中古車サイトから自分で車両を探すより、そういったブロンコやアメリカ車を得意とするショップをまず見つけ、お目当ての車両を探してもらうよう依頼するのも一つの方法です。

フォード ブロンコのトラブルについて知っておこう

古い車ですので、ブロンコを購入する前にはしっかり車両の状態を確認しておくことが重要です。購入する前にチェックするポイントは、まずボディの状態です。古い車なのでサビがでている可能性もあります。次はエンジンの状態ですね、これは市場時にアイドリングなどからチェックすることができますが、初見では良いか悪いか判断に困ることもあります。できれば数台のブロンコに試乗して、アイドリングの状態などを比較したほうが良いでしょう。

中古市場に出回っている車両自体が少ない車種ですので、できるだけ多くのブロンコに試乗し見積もりを出してもらい、トラブルの状況なども勘案して他者を引き合いに出しながら条件交渉をしていけば、トラブルへの対応を含め、良い条件で交渉を進めることもできるかもしれません。

まとめ:ブロンコで遊ぶには少々お金が掛かるけれど、所有してみたい一台!

旧車として非常に魅力的な車です。特に初代ブロンコはその独特の形状やオフロード性能などにより所有してみたいと筆者も思う一台なのですが、いかんせん値段も維持費も高額です。車両購入費、燃料費、各種税金、保険料、修理費などを考えると、余裕を持って10年ほど遊びたいなら1,000万円くらいは用意しておきたいところではないでしょうか。

車に1,000万円ほど掛けられるお金持ちの方、アーリーブロンコで一度遊んでみませんか?