【日産 ピノ】日常の「足」を買うならこれに決まり!

2007年〜2010年にかけてスズキからのOEM供給を受けて販売された日産ピノ。日常の「足」として期待される軽自動車の中で、ピノはどのような特性を持つクルマなのでしょうか。中古車の流通量と気になる価格は…? 今回は燃費や主要装備に加えて、巷の評判も交えて日産ピノをご紹介していきます。

日産ピノとは?

「ピノ」は2007年1月から2010年1月まで3年間にわたって日産が生産・販売してきた軽自動車です。同時期に発売されていた日産の軽自動車には「モコ」「オッティ」「クリッパーリオ」「キックス」「ルークス」「NV100クリッパーリオ」などがありました。
日産は当時、同業他社との間で完成車の相互供給に力を入れていました(モコ=スズキ・MRワゴン、クリッパー=三菱・ミニキャブ/タウンボックス、オッティ=三菱・eK)。ピノはスズキから「アルト」のOEM供給を受け販売が開始されました(一方のスズキは日産からセレナのOEM供給を受けました)。
もちろんスズキのアルトをそのまま販売するのではなく、日産車特有のフロントグリルを採用した他、バンパーやホイールキャップのデザイン、シート生地等を変更して販売していました。
2009年末スズキ・アルトがフルモデルチェンジしたことを受けて、2010年1月にカタログラインナップから削除され、販売を終了しました。

価格

日産がピノの販売ターゲットとしていたのは主に「20代前半の女性」とされています。20代前半の女性の経済状況を鑑みて価格が設定され、日産の乗用車では一番安い86.1万円(E・5MT車)からの価格設定となりました。

日産ピノの主要装備

・乗車定員:4人
・ボディタイプ:5ドアハッチバック
・エンジン:K6A型 0.66L 直3 DOHC
・駆動方式:FF/4WD
・最高出力:40kW (54PS) /6,500rpm
・最大トルク:61N・m (6.2kgf・m) /4,000rpm
・変速機:4速AT/3速AT/5速MT
・サスペンション:前=ストラット式 後=I.T.L
・全長:3,395mm
・全幅:1,475mm
・全高:1,500mm(FF車)1,510mm(4WD車)
・ホイールベース:2,360mm
・タイヤサイズ:155/65R13
・車両重量:730-820kg

日産ピノの燃費

AT

駆動方式 / JC08燃費(km / L) / 実燃費(km / L)
・FF / 21.0-21.5 / 15.21
・4WD / 19.4-19.8 / 9.13

MT

駆動方式 / JC08燃費(km / L) / 実燃費(km / L)
・FF / 24.0 / 20.17
・4WD / 22.0 / 20.15

日産ピノの評判・評価

総合評価

日常の移動の足に使えるクルマという評価が専らです。特に優れた点はないものの、特に優れていない点もない「可もなく不可もないクルマ」と言えます。気軽に付き合えるため「初心者に適したクルマ」「女性や高齢者に適したクルマ」という評価も目立ちました。また、小さくまとまった外観に好感を持つ人が多数見受けれます。

良い点

軽量であり、小さくて小回りも効く点が評判の高いクルマです。また、型式が古い割には燃費が良いことも評価されています。また、生産が終了した軽自動車のなかでは中古車価格がリーズナブルであることも喜ばれます。年配の人にもなじみやすいフロアシフト採用などがポイントです。さらに内装についてはベージュの落ち着いた感じを好む人が多く、明るさをもたらしているとされています。また、シート等の質感も安っぽくない点が評価されています。

悪い点

小型車であるがゆえに止むを得ない部分もあるのですが、ワゴンRなどのハイトワゴンに比べると後席が広くないため圧迫感を感じる人がいるかもしれません。また、軽自動車であるがゆえに仕方ないのですが、エンジンが非力で、少し踏み込むと唸るのを嫌がるユーザーもいます。もう少し収納があった方が良いという意見や、リアワイパーを求める意見も見受けられました。

ピノの中古車相場

ピノは既に生産が終了しているので、中古車で手に入れるしかありません。手頃な軽自動車として3年間販売されていました。限定車ではありませんので、中古車としての流通量も多く、手頃な値段で良質な中古車が手に入ります。概ね30万円台半ばで手に入ることが多く、安いものでは数万円、高いものでも70万円を超えることはないでしょう。

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日産ピノをパオに改造する人も……

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日産が1989年に企画・販売した自動車にパオ(Pao)がありました。マーチをベースとしたパイクカーとして、一部のユーザーの間で人気を博したモデルでした。元々期間限定車として生産されたパオはたった1年間しか販売されず、生産終了となりました。
「パオ風のクルマが欲しい」というユーザーのニーズに応えてピノやアルトを「パオ」に改造するクルマ屋さんが出てきました。モデストカーズさんではパオを極力忠実に再現すべく、ピノやアルトを改造し、販売しています。

まとめ

小回りが聞き、燃費も悪くなく、外観も悪目立ちしない…日産ピノとはそういうクルマです。「免許取り立てなので…」「ペーパードライバー歴が長く運転するのが久々…」といった運転に不安を持つ人が運転に慣れるためのクルマとして、「単身赴任なのでいつまた引っ越すかわからない」という人や「ちょっと買い物に行くのにもクルマが必要」という人の日常の足として、日産ピノは最適なクルマと言えるでしょう。