【三菱 デリカ・スターワゴン】ワンボックス4WDの先駆け!気になる中古車情報など!

デリカ・スターワゴンをご存知ですか? 三菱が生産販売していた4WDワンボックスカーで、現在国内では販売されていませんが、当時はパジェロと並んで圧倒的な人気を誇ったクルマです。今でも中古車市場を賑わすデリカ・スターワゴンの魅力すべてをあらためて紹介しましょう。

デリカ・スターワゴンはその名の通り1BOXのスター

デリカ・スターワゴンは、三菱が生産販売していた4wd仕様のワンボックスカーです。1979年に初代が登場し、1986年には2代目が登場、1999年に国内での販売が終了するまで根強いファンに愛されていたんです。象徴的なツートンのボディカラーで、キャンプ場やスキー場など、屋外レジャーの頼れるトランスポーターとして、さまざまなシーンでのサンプルカーとしても扱われてきました。
後に登場する、丸みを帯びたデリカ・スペースギアとは、そのボディ形状も一線を画し、全体的に角ばった武骨なデザインも、生産終了後には惜しむファンが後を絶たなかった理由のひとつなんです。

カタログデータは85馬力なのにパワフルな走破性は別格

デリカ・スターワゴン全盛期の1980年代は、バブル期に向けてまっしぐらの時代。現在のようなディーゼル規制もなく、趣向の強い4WDやSUVのディーゼル車は大人気。デリカ・スターワゴンに用意されたのは、自然吸気ガソリンとディーゼルターボで、初期の4D56エンジンはインタークーラーがついてもカタログデータ的には85馬力。100馬力を超える競合他車が続々発表されるなか、それでもファンが指示したのは、キャブオーバーならではのスペース効率と、高い車高にトルクフルなパワーからなる悪路走破性。石が転がる河原を難なく乗り切るデリカ・スターワゴンの勇姿が、CMやポスターなどでも紹介されていたほどです。
これに続けと他メーカーからも名前だけの4WDが次々と発売、ぬかるみや砂浜で立ち往生し助っ人を待つ残念な光景も、よく見かけたものです。
それほどまでに愛され続けてきた三菱デリカスターワゴン、スペックデータからもその性能が伝わってきそうです。

あらためてデリカスターワゴンのルーツを知る

1979年の初代デリカスターワゴンがシェアを拡大したワケ

元来の小型キャブオーバーで商用車でもあった「デリカ」シリーズ。これを11年ぶりにフルモデルチェンジし、9人乗りの乗用タイプをくわえたのが1979年に発売された「初代・デリカスターワゴン」です。初代から昭和53年排出ガス規制にも適合の、MCA-JETサターン80を搭載し一世を風靡。さらに1980年にはバンとワゴンにAT使用を追加、さらには1982年に4WD、ロングボディ、ディーゼルエンジン搭載車を追加、そのバリエーションの多さに、ますますシェアが拡大されていったのです。

さらに広い居住性や直線を多く使ったシンプルなボディデザイン、快適性や安定性にくわえ頑強な車体イメージが定着。1982年に追加された4WDは、国内1BOXで初の本格的4輪駆動なんです。デリカといえば、前部保護目的の大型グリルガードが定番でしたが、これがデザイン的にも見事にマッチ、その強烈なインパクトでファンをますます魅了していったのです。

1986年のフルモデルチェンジでキャブオーバー4WDの王者に!

1986年、三菱デリカスターワゴンがフルモデルチェンジし「2代目デリカスターワゴン」が登場します。ここで混乱を避けるためのミニ知識ですが、初代デリカスターワゴンはもともとあった「デリカシリーズ」でいう2代目。なのでこの期のフルモデルチェンジは、デリカスターワゴンとしての2代目となるわけです。後々出てくる別バージョンの「デリカスペースギア」などのモデルも、「デリカシリーズ」の血統を継いでいるんですね。
さてこのフルモデルチェンジで、デリカスターワゴン人気は止まりません。スペース確保に優れたキャブオーバー形式はそのまま継承し、あらたに安全性や耐久性に配慮した「モノコックボディ」を採用。少しばかり曲線をとりいれたフォルムが「ソフトキューブスタイル」と呼ばれます。1988年には4WD車にATを採用、「マルチ」シートシステム&オーディオシステム&エアコンシステムもとり入れ、「走るリビングルーム」と名付けていたんです。しかもこのクラス初の「クリスタルライトルーフ」を装備、広く明るい採光で、開放的な居住空間が実現したのでした。

もう止まらない!?デリカスターワゴンが市場を独走

1990年代、バブルで浮かれる日本にあって、自動車業界もやりたい放題。デリカスターワゴンの勢いは止まりません。非力と言われたエンジンに2.4Lガソリン車を追加、最上位車種にはエクセーヌ地の内装とカラオケ付きオーディオをとり入れ、セカンドシートをキャプテンシートとした7人乗りも追加、後にアルミホイールまで標準装備とした「スーパーエクシード」は、デリカスターワゴンの象徴とも称されたのです。
じつは全盛期の1992年8月から、バックドアのエンブレムが「MMC」から「MITSUBISHI」に変更されたこと、ご存知ですか?

1994年5月、デリカシリーズに現在のミニバンのハシリとなる、フロントエンジンの「デリカスペースギア」登場。趣向の違うキャブオーバーのデリカスターワゴンはそのまま維持、両車にくわえデリカスターワゴンとともに登場し本格オフロード車として絶大な人気を誇る「パジェロ」とともに、「三菱=4WD」の地位を確立していったのです。

オフロードをも楽しむために登場したデリカスターワゴン、頑強な作りのボディ&エンジン、そして各機関に施されたシンプルでメンテしやすい形状とパーツの豊富さで、消耗品や経年劣化をのぞく目立った故障はほぼ皆無。基本部品さえしっかりメンテしておけば安心して楽しめる点も、人気を維持してきたポイントといえるでしょう。

気になる燃費はいったい…?

4WDときけば気になるのは燃費。カタログデータはまったくあてになりませんが、ガソリン車で約7km/L、ディーゼル車で約8km/Lといったところが実態のようです。遠距離や定速巡行では10km/Lオーバーという実績もありますから、やはり燃費はまめなオイル交換やメンテによるコンディション次第といったところでしょう。デリカスターワゴンはパートタイム4WDではありますが、くれぐれも不要な時は2WDで。ちなみにフルタイム4WDでフィールドを走破したときの燃費は、5km/L以下になりますよ。

デリカスターワゴンの中古車市場はまだまだアツい

1999年に国内販売を終了したデリカスターワゴンですが、もちろん未だにその人気は衰えません。中古車市場でもまだまだ取引されていますが、趣向の強いクルマで最終販売からでも15年以上も経過しているため、わかる人にはわかる「いい値」となっています。中古車販売店や中古車サイトでは、諸経費を除いた本体価格のみで、平均価格が約50万円前後。走行距離が15万キロを超えても十分乗れるクルマなので、メンテや状態によっては130万円オーバーのものもあるようです。

全国のデリカスターワゴンの中古車情報(1〜17件)はGoo-net(グーネット)。価格・年式・走行距離からご希望の車を検索・見積りできます。中古車物件情報が30万台!全国の三菱(デリカスターワゴン)の中古車検索・見積りなら日本最大級の中古車情報サイトGoo-net!

デリカスターワゴン(三菱)の中古車に関する情報が満載。デリカスターワゴンの中古車検索や中古車販売などの中古車情報なら「カーセンサーnet」!リクルートが運営する中古車情報のサイトです。デリカスターワゴンの中古車が様々な条件で検索可能。あなたの車選びをサポートします。

三菱の中古車をお探しなら価格.comへ!6つの大手有名中古車サイトから集めた三菱の中古車をまとめて検索できます。日本最大級の中古車販売情報を扱う価格.comなら欲しかった中古車が簡単に見つかります!

まとめ

いかがでした? いいモノはいつまでもいい! と今だ根強い人気を誇るデリカスターワゴン。デザイン重視で「出ては消える」クルマが多い中、本物4WD志向のクルマ好きならデリカスターワゴンの魅力、おわかりますよね。武骨でタフなクルマとして大衆車に4WDを浸透させたその乗り心地とこだわりは、現在のRVやSUVにも見習ってほしい点でもあります。遊び心満載のデリカスターワゴンで、さらざまなフィールドを楽しんでみませんか?