【ダッジ デュランゴ】アウトドアへ出かけるならぴったりのSUV!気になる中古車情報や燃費は?

デュランゴ、と言う名称の意味を調べると、米国コロラド州南西部に存在する歴史深い街のことだとわかります。今ではアウトドアのメッカだと言う、その街の名前を与えられた自動車がダッジ デュランゴ。アメリカンなデザインに、同ブランドの象徴である、フロントグリル上の大きなクロスが魅力的。まさに、キャンパー達を大自然へといざなうSUVです。

SUVのデュランゴはトラックだった?

アメリカは、言わずと知れたピックアップトラック大国です。もちろん、その多くは仕事に使われているでしょう。同時に、たくさんの道具とともにレジャーのため山奥の湖などへ出かける様子もまた、アメリカンなライフスタイルを象徴しているでしょう。

このピックアップトラックという言葉のトラックとは、トラック構造からきています。一般的な乗用車に採用されることが多いモノコックと違いトラック構造は、頑丈なはしご型のフレームになっていて、フレームの上に乗せるものを箱型に変えれば、大型の乗用車が出来上がるということです。

1998年に、クライスラーグループの一部門であるダッジが、すでに持っていたピックアップトラックのダコタ(ラムダコタ)をベースにしたSUVを発表しました。その名はダッジ デュランゴです。当初から十分な3列シートを備えていた、アメリカンなカーライフを演出してくれる一台なのです。

デュランゴの進化

ミッドクラスサイズで出発した初代デュランゴ(1998年~2003年)

フレームを共用するダコタと、インスツルメントパネルや前の座席だけでなく、フロントマスクも同じものを使っていたのが初代のデュランゴです。

発売当初は、エントリーグレードのエンジンに排気量3.9LのV型6気筒OHVが用意されていましたが、思ったほどに売れず最初の一年で姿を消しています。これは、出力170kW(231.1ps)でトルクが410N・m(41.81kgf・m)のエンジンです。2年目からは全エンジンともにV型8気筒となり、排気量は4.7Lと5.2L、そして3種類のバージョンに分かれた5.9Lが投入されました。その中でも最強のものは、1999年と2000年に使われたスーパーチャージャー付きの5.9Lで、出力は270kW(367.1ps)にトルクは559N・m(57.0kgf・m)に到達しました。

最初から3列の座席をもった(最大で)7人乗りのクルマとして企画されたのが、このデュランゴです。後方座席にできるだけスペースを確保するために、2列目以降のルーフを膨らませています。そのルーフに装備される(荷物用の)ラックには、膨らみを見えづらくする意図もありました。

グレードとしては、最も基本型が「SLT」(2001年から「SXT」)、それに多くのラグジュアリーを追加したのが「SLT PLUS」です。加えて、スポーツカーチューナーとして有名な「シェルビー」が手を加えたという「R/T」、その豪華装備バージョンの「S.P. 360」といったものがありました。

クライスラー アスペンの姉妹車となった第2世代(2003年~2009年)

2003年になると、ダッジ デュランゴに最初のフルモデルチェンジがやってきます。このときも、ダコタとシャーシを共用していましたが、そのサイズは初代に比べて前後に180mm、左右に51mm拡大されたものになりました。また、この世代のデュランゴは後の2007年になると、クライスラーブランドから姉妹車アスペンとしても発売されています。

用意されたエンジンは、初代にくらべて少しシンプルな取り合わせです。今回のモデルライフでは、最後まで排気量3.7LのV型6気筒が採用されました。それよりも大きな排気量はすべてV8で、2種類の4.7Lと、最大のものが5.7Lです。最強エンジンのパフォーマンスは、出力250kW(339.9ps)でトルクが502N・m(51.19kgf・m)という能力です。

この時期は、米国でも大型SUVの人気はさほどでもなかったようです。それゆえか、2代目デュランゴのグレード構成も消極的なものになりました。最も基本的なグレードは「SXT」で、その上のお買い得仕様車が「SLT」。加えて、オフロードらしさを演出したルックスの「Adventurer」と、最高級バージョンの「Limited」までの取りそろえです。

2006年のダラス自動車ショーには、「エレクトロニックスタビリティコントロール」や「タイヤ空気圧監視機能」などを備えた、フェイスリフト型が展示されました。とは言うものの、この時期のフルサイズSUVの需要は減るばかりです。そして2009年になると、クライスラーはとうとうデュランゴ&アスペンの製造工場閉鎖を決断してしまいます。このため、デュランゴの新車は、一時期市場から消滅することとなりました。

大幅に改良して復活の第3世代ダッジ デュランゴ(2011年~)

SUVを、はしご型のフレームを基本に作ると言うのも、ややもすると古い手法です。ダッジにしてみれば、そんなデュランゴ(そして、クライスラーのアスペン)の製造を一度打ち切ったのは、むしろ良いことだったかもしれません。

2010年の8月に、ダッジから待望の新生デュランゴについてアナウンスが発せられます。この2011年モデルは、同じクライスラーグループに属するジープが作るグランドチェロキーと、プラットフォームを共用するクルマです。そしてその構造は、古いトラックタイプではなくモダンなモノコック構造となったのです。同時に、エンジン縦置きのFRをベースにした四輪駆動という、SUVには最適なパッケージも維持したのが、最新のデュランゴでもあります。

サスペンションは、前にダブルウィッシュボーン式を、後ろにはマルチリンク式を採用。また、トランスミッションには8速のオートマチックが搭載されます。

5つの各グレード(トリムレベル)のそれぞれのスペックは?

最新2015年型(モデルイヤー2016年)のダッジ デュランゴも、各グレード(トリムレベル)ごとに多彩なオプションを取りそろえて、購入を考える人は必ず迷ってしまう程でしょう。もちろん、全トリムレベルで、FRか4WDのチョイスが可能です。

ベーシックなSXT

ラインアップ構成の中、まず基本となるのが「SXT」グレードで、タイヤ関係以外ではオプション設定もかなり少ないタイプになります。このグレードに採用されるエンジンは、排気量3.6LのV型6気筒DOHC24バルブで、その出力は220kW(299.1ps)にトルクは352.5N・m(35.95kgf・m)の性能です。これには、「デュアル可変バルブタイミング」も装備されていて、2WDタイプの車体と組み合わされた場合、ハイウェイ走行燃費は約11.4km/L(市街地は約8km/L、両モード混合で約9.3km/L)です(米国EPA公認推定値)。

装備を増やせるSXT PLUS

1つ上で、装備品が選べるようになるのが「SXT PLUS」です。組み合わされるエンジンは3.6Lですが、ホイールやタイヤの選択肢もぐっと増えます。また、複数のオプション品を組み合わせたパッケージが適用できるのも、このグレードからです。例えば、「ラリー アピアランス グループ(Rallye Appearance Group)」や「ブラック トップ パッケージ(Blacktop Package)」などは外観のドレスアップをするパッケージ。他には、Bluetoothオーディオや後退時の安全を確保する機能「パーク センス(ParkSense)」などを組み合わせた「ポピュラー イクイップメント グループ(Popular Equipment Group)」もあります。

ラグジュアリーなLIMITED

さらに選択できるオプションが増えるのが、「LIMITED」グレード。これには、カーナビ(米国)とリアのパワーゲートを組み合わせた「ナビゲーション アンド パワーリフトゲート グループ(Navigation and Power Liftgate Group)」他のパッケージが追加されます。排気量3.6L。

最上級装備のCITADEL

その上位にあって、ラグジュアリー装備をもとから備えたグレードが「CITADEL」。これには、「パワーリフトゲート」や「HIDヘッドライト(ハイビーム照度自動切り替え付)」、あるいは「デュアルエキゾースト」などもはじめから装備されます。

パフォーマンスモデルのR/T

さらに、ハイパフォーマンスを目指すグレードとして、「R/T」があります。このグレードには、排気量5.7LのV型8気筒OHVエンジンが搭載されます。これにも可変バルブタイミング機構が適用され、加えて、巡航時などエンジンパワーが必要とされない場合はシリンダーの半分を休止させる「マルチ ディスプレースメント システム(Multi-Displacement System)」も装着。出力は275.9kW(375.1ps)でトルクは535.5N・m(54.61kgf・m)を発揮します。2WDの「R/T」グレードの場合、米国EPAによる公認推定燃費は、ハイウェイ走行モードで約9.3km/L、市街地走行は約5.9km/L、混合走行モードでは約7.2km/Lとなります。

ダッジ デュランゴ CITADEL【諸元表】

名称:ダッジ デュランゴ CITADEL
エンジン排気量:5.7L
エンジン出力:275.9kW(375.1ps)/5,150rpm
エンジントルク:535.5N・m(54.61kgf・m)/4,250rpm
全長:5,080mm
全幅:1,930mm
全高:1,800mm
重量:2,448kg
ホイールベース:3,040mm
サスペンション:ダブルウィッシュボーン式(前)/ マルチリンク式(後)

デュランゴを購入

最新型を上手く買うには?

非常に残念なことながら、このフロントグリルに掲げた伝統のクロスが魅力的なアメリカンSUVは、日本で正規購入(輸入)のチャンネルがありません。というわけで、やはり並行輸入の業者さんに頼むしか手がないことになります。

しかし、このデュランゴは国内でも需要があるらしく、選択肢に困ることもなさそうです。そんな中、とりあえず販売チャンネルの筆頭に立っていそうなのが、「中京・愛知クライスラー」という業者。こちらのページには、クライスラー系の車の詳細情報なども豊富に載っています。輸入車の場合、修理時に必要なパーツが手に入るかも気になります。この会社では、3年もしくは6万kmまでの保証もあるので、そういった細かい不安も払拭してくれそうです。

並行輸入系として、「株式会社 ティムスター」のページには、4輪駆動の「SXT」の場合で4,970,000円という予想価格も明示されています。

ある程度、価格の上での競争というものもあるようです。「WHA Corporation」では、他社より値段を抑え気味に設定しているということで、4輪駆動の「CITADEL」で4、780、000円という数字も出しています。まぁ、輸入の価格は常に変動すると思われるので、本格的に検討の際は直接の問い合わせをお願いします。

参考までに、下にリンクを添付しておきます。

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味のある中古車も悪くない

全部で3世代しかないのが、このダッジ デュランゴです。そして、細かい性能や装備に拘らないのであれば、1998年型のトラックをベースにしたタイプでも、アメ車としての魅力は十分だと思います。

ちなみに、その初代デュランゴ(1999年登録)だと、走行距離が不明で車検が一年弱ついたもので、価格が290,000円というのが見つかったりします。まぁ、メンテナンスにどれくらいのコストがかかるか、という問題になりますね。逆に、いろいろ変更したり、使い倒すには悪くないのかもしれません。

逆に、最新2016年型の「CITADEL」で、走行距離が19km(新古車ですね)という4WDで、6,280,000円というのも出てきます。装備品などにもよりますが、この価格になると並行輸入を手配するかどうか、迷うところになりそうです。

全体の印象としては、思ったより個体数が多いのかな? と言った感じでしょうか。

フルサイズSUVの故障や維持費は

デュランゴにはどんな故障がありそう?

少なくとも新車で購入する限り、最近のアメリカ車は国産とさして変わらない、という話も聞こえてはきます。でも、やっぱり輸入車の場合、故障が一番気になる点でもあるでしょう。

まず、デュランゴのリコール的な問題点について。2013年型の車体に装備されていたエアバッグが、事故の際に起動しない可能性がみつかり、リコールで処理されています。また、2014年から2015年のモデルに搭載されていた、8.4インチのタッチスクリーンシステムにセキュリティーホールが見つかっています。最悪の場合は、ハッカーが車体のシステムを操ることもあるという問題です。

1999年に登場した当初のデュランゴは、エンジン冷却系が非力だと指摘されているそうですが、2000年代に入って作られた車体は、おおむね冷却ファンが改良されて解決しているそうです。

他に、オルタネーターもしくはスターター系などの故障で、エンジンがかからないという話もあるようです。とは言え、ある程度のメンテナンスに気を配れば、大きなトラブルに見舞われることはないような印象です。これは、程度の差こそあれ、国産車にも同じく言えることでしょう。

その他のランニングコストも知っておこう

自動車を維持するのに必ず必要なお金、それは税金です。ダッジ デュランゴの場合、排気量3.6Lのエンジンを選ぶと、自動車税は66,500円が毎年課税されます。これが5.7Lになると、88,000円です。

また、自動車というものは重量にも課税されます。デュランゴの車体重量は2トンから2.5トンの間ですので、減免などがない一年分の税額は20,500円となります。

大きな輸入車ですと、保険の金額も気になります。まず、加入が義務付けられている自賠責保険としては、年額16,350円が必ず必要。加えて、任意の保険も必須でしょう。某損保会社のサイトで、簡単なネット見積もりを作ると、中心価格が50,280 円とでました。

最後に燃費です。国外のデータで見ると2016年型車でV6エンジンだと、平均が8.4km/Lという結果もあります。まぁ、乗り方にもよりますが、日本国内でもさほどは落ちないのではないかと思います。こちらも、ご参考にどうぞ。

ダッジ デュランゴのまとめ

何といっても、フロントマスクに見られる大きな十字のマークが、存在感を目いっぱい主張するダッジのクルマ。デュランゴには、その象徴が良く似合います。

荷物を満載して、仲間と共に大掛かりなレジャーへ出かける、それに十分なパワーと車室容積をもっているのがフルサイズのSUV。そして、日本のメーカーにとっては最大のウィークポイントでもあるのが、この大型車の市場でしょう。やはりここは、アメリカに頼りましょう。

今では、シャーシもモダンなものに切り替わり、積載や牽引だけでなく走りも向上してきているデュランゴ。ある意味、日本国内の生産力ではカバーできない需要を満たしてくれるアメ車の一台でもあるのです。