レイズ製アルミホイールの魅力。

日本を代表するアルミホイールメーカーとして名高いレイズ。カスタマイズ好きからサーキット派まで、幅広い自動車好きから愛されているこの人気メーカーの魅力について掘り下げていきましょう。

ザ・コンセプト・イズ・レーシング。

サーキット生まれ、サーキット育ち。

日本のモーターリゼーション黎明期真っ只中にあった1973年に設立されたホイールメーカー、レイズはいまや日本といわず世界中に熱心なファンをもち、毎年意欲的に発表される製品がカスタマイズトレンドの動向を左右すると目されているほどの強い影響力を誇っています。そんな、名門が創立以来一貫してこだわるのは、機能パーツとしての高い信頼性でした。

そう、ホイールとはタイヤとともに安全な走行にかかわる最重要保安部品のひとつであり、単なるファッションアイテムではなかったのです。最近は中華製をはじめとするリーズナブルなアジアンホイール&タイヤが数多く出回っていますが、それら製品すべてが日本の国土交通省が定める「乗用車用軽合金製ディスクホイールの技術基準(いわゆるJWL)」を満たしているか、きわめて疑わしいのが現状です。

実際、強度不足や歪みなどが原因によるひび、エア漏れ、ひどい場合ではバースト(タイヤの破裂)を起こす恐れをもつ粗悪な製品が出回っている、とまことしやかに囁かれています。そのなか、レイズは「最大限の安心と最高の満足を提供したい。そして絶対の自信を持ってホイールを送り出すため、メイドインジャパンにこだわる」と自社ホームページで謳っています。モノづくり大国ニッポンを支え続けてきた名門のプライドが感じられる宣言だと思いませんか。

ただし、レイズがこだわるメイドインジャパンは日本の地における製品づくりを志すのみではありません。企画から開発、製造、検品にいたるまで、ホイールづくりにまつわるあらゆる工程を精緻かつ素早く自社完遂することで、はじめてレイズ製品ひいてはメイドインジャパンと胸を張って提案することができると考えているようです。広く世界を見渡しても、このような自社完遂スタイルを敷くホイールメーカーは数少なく、いかにレイズが品質を重要視しているのかを強く感じてもらうことができましょう。

最高峰の自動車レース、F1にもホイールを供給。

ただ、レイズが掲げる“品質至上主義”をごく一般的な自動車ユーザーが実感することは大変むずかしいでしょう。多くの一般的なユーザーにとって社外ホイールとはドレスアップに根ざしたいわば美観向上策でしかなく、じつは重要保安部品のひとつという認識は薄いに違いありません。だからこそレイズは、コンマ秒をしのぎ合う過酷なモータースポーツに長らく挑み、ホイールがもつ重要性とレイズ製品の優位性をアピールし続けているのです。

ちなみに、レーシングカーにおけるホイールが勝敗をどれだけ左右しているかご存じでしょうか。混戦をだし抜くエンジンパワー、空気力学に基づいた流麗なフォルム、それら要素はレーシングカーを想像した場合、容易に想像がつくことでしょう。ただし、そのふたつの項目がいくら優れていようが、パワーを余すことなく路面に叩きつけるにはタイヤ&ホイールこそがすべて。タイヤにグリップと耐久性がなく、かつホイールに剛性と強度がなければ、レースを勝ち抜くことは困難であるといっても過言ではありません。

レイズは最高峰の自動車レースであるF1や、北米各地を転戦しつつ開催されるアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)など、世界でも例をみない熾烈なレースに参戦しているレーシングチームへホイールを供給してきました。もちろん、日本国内で行われているあらゆるレースにも積極的にホイールを供給するなど、モータースポーツ全般を徹底サポートしています。

サーキットで得た貴重な実戦データは開発部門による分析・解析を通じて市販品へとフィードバックされており、よりいっそう安全性が高められたホイールづくりに役立たされているのです。また、供給チームによる勝利はそのままレイズ製ホイールの技術力のアピールへと繋がり、そんなモータースポーツシーンにおける名声が高い宣伝効果をもたらすのは分かりやすい道理。とりわけ前述のF1での活躍ぶりは、一般的なユーザーにレイズ製品のクオリティを知らしめる格好の材料となり得ているはずです。

世界の自動車カスタマイズシーンを牽引。

世界のフリークが垂涎する鍛造テクノロジー。

レイズが世界的知名度を誇る理由のひとつに、サーキット直結のきわめて優れた鍛造技術が挙げられるでしょう。鍛造製法とは金属素材(ビレット)をプレス機にかけて高圧で圧縮して成型する製法で、加圧成型することで生物の筋肉のような強靱かつしなやかな組織構造(鍛流線)を生み出すことができ、それが軽量性と高剛性、高強度をもたらすのです。

同社はそんな鍛造製法ならではの金属組織(鍛流線)を活かしたまま成型することが可能な、デザイン成型金型鍛造工法を採用。金型形状にあわせて高圧プレスすることで、強度を保ちつつ部材を薄くできるのが最大の特長です。その結果、円盤状のディスク面を切削してデザインしていくマシニング鍛造と比べて、軽量面における優位性を確保することに成功しました。

いずれにしろ鍛造製ホイールづくりに必要不可欠な高圧プレス機を導入するメーカーは世界的にみても数少なく、ましてや自社完遂できるところは指折り数える程度でしかありません。そのうえで、絶え間ない技術革新と国内最大級の10,000トン鍛造ラインのみがもたらす、真にコストパフォーマンスに優れた鍛造ホイールを供給し続ける、レイズ製鍛造ホイールがワールドマーケットにて高いシェアを誇るという事実にも、大いに得心がいくといえましょう。

高い技術と意匠性に裏付けられたキャスト製法。

レイズが誇るテクノロジーはなにも鍛造製法にかぎったものではありません。アルミホイールの大多数に採用されている鋳造製法(キャスト製法)にも、きらりと光るこだわりと最新かつ細心の技術が投入されているのです。たとえば、鍛造製品のリム成型に用いられるスピニング(圧延)製法を応用したレイズ・キャストフロー・フォーミング(RCF)工法、部位すべてを微細かつ均等に強化できる水冷式金型を使用したテクスシャー・アレンジメント・フィニング(TAF)工法。これら工法は、レイズが長らく積み上げてきた知識と経験が息づく、レースホイールとストリートホイールを横断した解析技術の産物といえるのです。

ベーシックな鋳造製法だからと妥協することなく、レイズならではのチャレンジング精神が生み出した数々の革新的テクノロジーが存在しています。これら工法は鍛造製品に負けず劣らずの高剛性と高強度はもちろん、デザイン性に長けたキャストモデルだからこそほしい美しい質感をもプラスすることに成功。

スポーツカーはもちろんのこと、軽自動車からセダン、クーペ、SUVまで、あらゆる自動車を駆るあらゆるユーザーの多様なニーズに応えるべく、十全のテクノロジーと他品種少数ロット生産対応という万全の体制を敷くレイズ。鋳造ホイール人気も鍛造に負けず高いというおハナシにも頷けましょう。

数多くそろった魅惑のブランドラインアップ

愛車の足元に似合うブランド、ホイールを探る。

一切の妥協を許さず、メイドインジャパンそしてメイドバイレイズにこだわる同社には、本格的なモータースポーツ活動を支えるスパルタン系からカジュアルなシティライフ派まで、あらゆる嗜好をもつユーザーを手厚くフォローする魅惑的なブランドが多数ラインアップされています。どんなブランドのどんなモデルがぴたりと似合うのか、レイズが提案する計13ブランドのディテールを駆け足ながらも紹介してみましょう。

モータースポーツの系譜を色濃く引くレイズの代名詞的ブランド、それがボルクレーシング。軽量、高強度、高剛性という鍛造製法の優位性を世に広く知らしめた存在として有名。TE37と新世代Gシリーズが人気を集める。

出典:https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=SUPERECO

エコロジーという観点からホイールづくりを徹底的に見つめ直した次世代ブランド。サイズによって異なるデザインが与えられた、こだわりのエコアプローチが幅広い層から好感されている。15インチと17インチを用意。

最先端のテクノロジーが注入された、鋳造製法による最高峰スポーツブランド。高いパフォーマンスは鍛造製品にも負けず劣らずの性能を発揮。デザイン性にも秀でており、華やいだ足元を求めるスポーツ走行派が高支持。

出典:https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=G07FXX_PRO

グラムライツを輸入車向けにアレンジした鋳造ブランドとなり、海外のレースレギュレーションにも対応。スポーツ性能はもちろん、輸入車だからこそ欲しい足元の色香が存分に訴求できるビジュアル面にも注目が集まる。

レイズが誇るもう一方の代名詞的ブランド、それがドレッシーなベルサス。ヨーロピアンな風味を基調にした有機度の高いデザインは、国産車はもとより輸入車にもジャスト、ドレスアップを心から楽しくユーザーに推奨。

人気絶頂にあるSUVの足元にターゲットに絞った雄々しいデザインアプローチこそが自慢。車格の大きなSUVの足元にあっても一歩も引かない存在感を放つ巧みなアレンジと遊び心は、SUVフリークから一目置かれている。

マッシブな幅広スポークデザインが採用されたプレミアムスポーツブランド。大人っぽいフォルムのなかに宿る硬派な味わいは、このブランドがデザイン成型金型鍛造製法で鳴らすボルクレーシング譲りの高性能ぶりを訴求。

性能にもデザインにも妥協しない、レイズ渾身のプレミアムキャストブランド、それがホムラ。カスタマイズの酸いも甘いも噛み分けた大人に捧げられた極限のデザインは、登場以来燎原の火のごとくシーンを席巻中なのだ。

組み立て式ホイールの高級感を思う存分に活かしたハイエンドユーザー向けのプレミアムブランド。大径サイズの迫力をいっそうかき立てる雄々しさに満ちたデザインはサルーンや上級ミニバンにこそうってつけといえる。

出典:https://www.rayswheels.co.jp/products/wheel.php?lang=ja&wheel=REVOLVER

自由奔放なカーカスタマイズの本場、アメリカの遊び心とデザインを色濃く意識したハイエース専用ブランド。ヒッピー主義に基づく何者にも似ていないオーガニックフォルムは、ハイエースシーンを華麗に導くと評判だ。

ランドクルーザーやジープに代表されるクロスカントリーモデルの足元を精悍に彩る4×4系ブランドの代表格。ハードな印象を醸す骨太なスポークを最大の武器に、道なき荒野を切り拓くアグレッシブなイメージを訴求する。

軽自動車という独特のジャンルをとことん楽しむヘヴィフリークに向けて捧げられた軽自動車専用ブランド。スポーツ性能を意識しつつドレスアップ色が強められた結果、機能美あふれるディスクデザインを獲得することに。

コンパクトシーンを牽引するユーロコンシャスなデザインこそが最大の特徴。上質な表情のなかにも宿る高い機能性は、まさしく欧州伝統のホイールづくりに相通じるものがある。高級感あふれる足元を求めるならジャスト。

まとめ

レイズが目指すのは、真に機能するホイールのあり方。鍛造にしろ鋳造にしろ、その製法なりの持ち味を最大限に活かすため、つねに最新最高のテクノロジーが注入されています。だからこそ、スポーツ走行派もドレスアップ派も魅了し、熱狂させるのでしょう。ザ・コンセプト・イズ・レーシング。なるほど、掲げられたその看板に一切の装飾はありません。

そのスローガンを端的に示す一例として、厳格に定められた日本国内におけるホイール強度規格「JWL」をはるかに超えた自社独自基準「JWL+R」、鋳造ホイールにはさらに厳しい「JWL+Rスペック1」規格を用いて、実戦的強度試験をみずからに課していることが挙げられます。

これはJWLが定められた往時と比べて、現代の自動車がより高性能かつ過酷な環境に置かれていることに起因しており、現実の走行条件に見合った性能を付加するべき、との考えから行われている事柄。すべてのユーザーに安全と安心を。レイズがカスタマイズシーンで支持を集める根底はそんなクラフトマンシップに乗っ取った崇高な理念にあるのです。

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