いすゞ ギガ フルモデルチェンジで新型誕生!気になる価格や排気量などのスペックも!

いすゞ自動車の旗艦! 最新技術や装備を身にまといついに登場した「ギガ」シリーズを余すとこなくご紹介いたします。

いすゞ「ギガ」とは?

出典:http://www.isuzu.co.jp/

いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、以下「いすゞ」)が生産、販売している大型トラックのことで、「走ろう、いっしょに」をテーマに掲げて、蓄積された先進のトラック技術や、世界一とも評価されるトラック用ディーゼルエンジン技術を余すとこなく使用した五つ星のトラックです。4種類のタイプのトラックをラインナップしており業務の用途や目的などにより、お客様目線での選択が容易となっています。
いすゞ自動車のフラッグシップモデルとして幅広い活躍が期待される大型トラックです。

いすゞ自動車のホームページ。

いすゞ「ギガ」の概要について

いすゞ自動車のトラック分野におけるフラッグシップモデルが「ギガ」シリーズです。1994年にそれまであった810シリーズの後継モデルとして登場し、大型トラックのカテゴリーにおいて三菱ふそうや日野自動車などと激しい販売競争を繰り広げるのが「ギガ」となります。現行車は2015年にモデルチェンジした2代目となっており、国内外で物流の中心的存在として活躍しています。海外では2代目Cシリーズ及びEシリーズとして販売されています。

五つ星のトラックって何?

いすゞ「ギガ」はモデルチェンジするにあたり、先進のセーフティ技術など大型トラックとしては他社の追随を許さないくらいの開発力で誕生してきた経緯があります。その中でも5つのコンセプトについて特に力をいれており、そのコンセプト5項目を「五つ星」と呼んでいます。

5つ星のコンセプトについて

いすゞ「ギガ」が新型となって新たに得た特徴の中で、とりわけ最重要となるコンセプトが5つあります。これらは、いすゞが持つトラックに関する技術、ディーゼルエンジンに関する技術、安全技術、環境技術など最新の技術のことで、トラック業界を背負う屋台骨でもあるいすゞの向かう方向を指し示すベクトルでもあります。

コンセプト(1):快適な運転環境の実現

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トラックとして最先端をいくデザインで、大型トラックとしては初めてステアリングスイッチを装備しています。人一倍運転に気を遣い、ロングドライブが主となる大型トラックにおいて運転手の「運転疲労軽減」にこだわり、快適と効率を高い次元で可能にしたコックピットになっています。メーターグラフィック&4インチ液晶マルチインフォメーションディスプレイなど、多くの機能と情報を、より見やすく、より使いやすく利便性の高いものになっており、安全運行へと繋がっています。

コンセプト(2):低燃費の追求

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いつも通りの運転でも、より効果のある燃費性能を追求し、空力からエンジン、制御装置の細部にいたるまで見直し、燃料コストの削減の最大化を図っています。バンボディの最適化したフォルムを実現し、車両の周囲を流れる風を整流化しています。これにより優れた空力性能を可能にし燃費の向上に貢献しています。また次世代を担う新開発ディーゼルエンジンは、過給から冷却、燃料噴射にいたるまで徹底的な見直しを図り、パワーやトルクを損なうことなく使用頻度の高い、実用回転域での低燃費を実現しています。

コンセプト(3):トータルセーフティの追求

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国内の大型トラックで初めて、ミリ波レーダーとカメラによる高精度な二重検知機能を搭載しています。この二重検知機能で前方障害物や車の検知性能が大幅に向上しています。衝突回避支援機能をはじめ、大型トラック最高峰の先進安全装置を導入することでドライバーの運転時の安全に役立てることができ、万一への細心の備えが毎日への安心と信頼を高めていきます。また車線逸脱警報(LDWS)も全車標準で装備されており、いすゞの大型トラックへの本気度をうかがい知ることができます。

コンセプト(4):高積載の確保

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先進機能の投入は、装置などの重量確保のため積載性能を犠牲にしがちですが、いすゞ「ギガ」においては先進機能の投入と積載性能を両立しています。車両トータルで軽量化を追求することにより、高積載を確保しています。特に軽量化されたシャシーは、優れた積載性でトラックそのものの可能性を広げていきます。またエアサスペンションや省燃費全天候タイヤなどが積載性能を向上させ低燃費へと繋がっていきます。

コンセプト(5):情報通信による遠隔モニタリング

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運行中の車両データを常時モニタリングでいる装備を搭載。これにより従来分からなかった車両のコンディションをお客様自身で容易に確認することが可能になります。DPDなどの車両の不調が起こった際でも、いち早い対応が可能となり、路上トラブルを未然に防止できるようになります。またエコドライブ情報機能を搭載しており、随時燃費情報や運転の改善ポイントを音声でアドバイス。省燃費運転に寄与しています。

いすゞ「ギガ」フルモデルチェンジで新型に!

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いすゞの大型トラック「ギガ」シリーズは、新しいコンセプトのもとでフルモデルチェンジされ、2015年10月28日より発売開始されています。また2016年4月11日には、「ギガトラクタ」をフルモデルチェンジ。「ギガ」には、新型の軽量化エンジンと専用トランスミッション搭載の追加車型を設定し販売されています。年間販売目標は「ギガ」シリーズ全体で11,000台となっており大型トラックとしては大きな数字となっています。

いすゞ「ギガ」ファミリーの紹介

新しくなったいすゞ「ギガ」シリーズには、大きく分けて4車種トラックが存在します。カーゴ、ダンプ、トラクタ、そして低公害車のCNGです。姿かたちはそれぞれ違いはありますが、物を運ぶという物流の主役であることは間違いありません。ここからは4兄弟とも言える「ギガ」シリーズのラインナップをご紹介していきます。

Gカーゴ、Gカーゴクール

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いすゞのオリジナル完成車としてラインナップしており架装などの必要がなく、即戦力として役立てるのに十分な装備を備えています。またオリジナル完成車なので、品質保証や納期も安心です。軽量なシャシーとボディの組み合わせで、余裕の最大積載量・荷室容積と抜群の機能性を実現しており最も汎用的な使用ができます。

GIGAダンプ

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強化角底一方開きのライトダンプ完成車をラインナップしています。砂利や砂などの製品輸送系、骨材や工業用原料の輸送などに最適な輸送用ダンプで、建設土木現場などでの活躍が期待される車種です。架装メーカーは、新明和工業、極東開発工業、小平産業の3社が担当しています。

GIGA CNG

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低公害車シリーズとしてラインナップされ、いすゞ独自の環境技術を使ったトラックです。インジェクターをエンジンの気筒ごとに配置し、燃料の噴射量や噴射タイミングのきめ細かなコントロールを可能にしています。三元触媒の酸化還元能力を最大限にまで高め、NOx、NMHC、COを極限まで浄化するすぐれた排出ガス性能を発揮します。

GIGA トラクタ

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4×2、6×4のラインナップで汎用から、ローリーや車載車までさまざまな連結対応を可能にし、新型の軽量化エンジンと専用トランスミッションが搭載されています。他のギガシリーズ同様に「5つ星」モデルとして2016年4月にモデルチェンジされ販売中の最新鋭モデルです。

最新鋭モデル!GIGAトラクタの概要

環境や安全、運行コスト低減に加え、ドライバーの疲労軽減のニーズに車両性能の向上で応えるとともに、情報通信による遠隔モニタリング「MIMAMORI」を使用した稼動サポートを通じて、トラクタの大量輸送を高度に支えます。平成27年の法規改正により更なる大量輸送を実現したトラクタ輸送は、輸送業界の深刻なドライバー不足への対応に資するものとして大いに期待されています。

エクステリア、インテリアの特徴

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新空力骨格キャブにより空気抵抗を低減させると同時に、昇降ステップやグリップ等を効率よく、レイアウトするなど、使い勝手と経済性能を両立しています。また運転操作性の向上として、セミラウンドインパネを採用し、運転時の操作性と識別性が向上しています。

ショートキャブの標準ルーフを新たに設定、ハイルーフの室内高を160mm拡大し、開放感を高めでいます。またシートのホールド感や調整機能、通気性などを改善し、より快適な室内空間となっています。

エンジンの特徴

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通常の運転操作でエンジンの自動停止と再始動が可能な「ecostop」の採用により、一部車型で平成27年度燃費基準+5%達成しています。6UZ1エンジン本体を改良し、ターボチャージャーの仕様変更、インタークーラーとラジエーターの大型化、EGRクーラーの高効率化、サプライポンプの変更、新インジェクターの採用、超高圧コモンレールの採用により、低・中回転域のトルクアップを図り燃費が向上、またエンジンリターダを採用し、十分な補助ブレーキ力を確保しています。

トータルセーフティの追求

積荷のかたよりなど、横転につながる不安定な走行状態を検知した場合、警報音とマルチインフォメーションディスプレイへの警告表示でドライバーに減速を促す「ロールオーバーウォーニング」をエアサス車に標準装備しています。電子式車両姿勢制御システム「IESC」の制御と合わせて、トラックの横転回避を高度に支援します。

衝突回避支援機能を追加したプリクラッシュブレーキは、ミリ波レーダーとカメラでの二重検知により、前方の検知精度が大幅に向上しています。また、車線逸脱警報(LDWS)も採用し安全向上に寄与しています。

高積載・連結性の確保

道路運送車両法や道路法の改正により、駆動軸重が10トンから11.5トンに引き上げられ、更にフルモデルチェンジによる重量増を最低限に抑制。けん引できるトレーラの種類が広がり高積載を確保できます。トレーラーをけん引する際には、トラクタとトレーラーががっちり手を組むことができるようにさまざまなアシスト機能を搭載しています。連結の作業効率を高め、作業の時間短縮もできます。

情報通信による遠隔モニタリング

データ通信とインターネットを融合し車両データを遠隔で解析する仕組み「MIMAMORI」を標準搭載します。これにより車両の状態把握が瞬時に行えるだけでなく、業務の生産性の向上にも役立てることができます。運行中はエコドライブガイドが音で省エネ運転へのアドバイスをし、運行後は、省燃費運転レポートで燃費の情報の他、運転操作がどのように行なわれたかを、インターネットを介してパソコンで確認することができます。

いすゞ「ギガ」シリーズの基本スペック

さまざまな先進技術が搭載されフルモデルチェンジされたいすゞ「ギガ」シリーズですが、気になるスペックはどのようになっているのでしょうか? ここからは基本スペックをタイプやモデル別にご紹介いたします。

Gカーゴ、Gカーゴクールカテゴリー

出典:http://www.truckland.jp/

Gカーゴ基本スペック

駆動方式:6×2、8×4
GVWクラス:25トン
排気量:9,839cc
型式:6UZ1-TCS
最高出力[kW(PS)]:279(380)
最大トルク[N・m(kg・m)]:1,814(185)
全長:11,910~11,950mm
全幅:2,495mm
全高:3,780~3,795mm
ホイールベース:7,125~7,335mm
トランスミッション:スムーサーGx(12速)、MT(7速)
車両重量:10,635~11,095kg
最大積載量:13.9~14.2トン

スーパーGカーゴ基本スペック

【スーパーGカーゴ】
駆動方式:8×4
GVWクラス:25トン
排気量:9,839cc
型式:6UZ1-TCS
最高出力[kW(PS)]:279(380)
最大トルク[N・m(kg・m)]:1,814(185)
全長:11,990
全幅:2,495mm
全高:3,795mm
ホイールベース:7,335mm
トランスミッション:スムーサーGx(12速)、MT(7速)
車両重量:11,095~11,105kg
最大積載量:13.7トン

Gカーゴクールバン基本スペック

駆動方式:6×2、8×4
GVWクラス:25トン
排気量:9,839cc
型式:6UZ1-TCS
最高出力[kW(PS)]:279(380)
最大トルク[N・m(kg・m)]:1,814(185)
全長:11,950~11,965mm
全幅:2,495mm
全高:3,700~3,780mm
ホイールベース:7,125~7,335mm
トランスミッション:スムーサーGx(12速)、MT(7速)
車両重量:11,330~11,680kg
最大積載量:13.2~13.5トン

Gカーゴクールウイング基本スペック

駆動方式:6×2、8×4
GVWクラス:25トン
排気量:9,839cc
型式:6UZ1-TCS
最高出力[kW(PS)]:279(380)
最大トルク[N・m(kg・m)]:1,814(185)
全長:11,920~11,960mm
全幅:2,495mm
全高:3,775~3,790mm
ホイールベース:7,125~7,335mm
トランスミッション:スムーサーGx(12速)、MT(7速)
車両重量:11,820~12,320kg
最大積載量:12.5~13.0トン

ダンプカテゴリー

出典:http://www.isuzu.co.jp/

ダンプ基本スペック

駆動方式:6×4
GVWクラス:20トン
排気量:9,839cc
型式:6UZ1-TCS
最高出力[kW(PS)]:279(380)
最大トルク[N・m(kg・m)]:1,814(185)
全長:7,635~7,745mm
全幅:2,490mm
全高:3,400mm
ホイールベース:4,535mm
トランスミッション:MT(7速)
車両重量:10,310~10,475kg
最大積載量:9.3~9.5トン

トラクタカテゴリー

出典:http://www.isuzu.co.jp/

汎用トラクタ基本スペック

駆動方式:4×2、6×4
ホイールベース:3,180~4,435mm
第5輪荷重クラス:9.0トン~11.5トン
型式:6UZ1-TCS、6UZ1-TCC、6UZ1-TCN2、6UZ1-TCH
最高出力[kW(PS)]:294(400)~382(520)

増トントラクタ基本スペック

駆動方式:4×2(増トン)
ホイールベース:3,180~3,450mm
第5輪荷重クラス:11.0トン~11.5トン
型式:6UZ1-TCS、6UZ1-TCC、6UZ1-TCN2
最高出力[kW(PS)]:309(420)~382(520)

重量品用トラクタ基本スペック

駆動方式:6×4(基準内、緩和)
ホイールベース:4,435mm
第5輪荷重クラス:11.1トン~20.0トン
型式:6UZ1-TCS、6UZ1-TCC、6UZ1-TCN2、
最高出力[kW(PS)]:309(420)~382(520)

ローリー専用トラクタ基本スペック

駆動方式:4×2
ホイールベース:3,180mm
第5輪荷重クラス:10.0トン
型式:6UZ1-TCH
最高出力[kW(PS)]:294(400)

車載車用トラクタ基本スペック

駆動方式:4×2
ホイールベース:3,830~4,780mm
第5輪荷重クラス:8.0トン
型式:6UZ1-TCH
最高出力[kW(PS)]:294(400)

フルトラクタ基本スペック

駆動方式:6×4
ホイールベース:5,805~7,125mm
第5輪荷重クラス:22.0トン~25.0トン
型式:6UZ1-TCC1、6UZ1-TCH
最高出力[kW(PS)]:294(400)~338(460)

新型ギガの販売価格

2015年にフルモデルチェンジされたいすゞ「ギガ」で主力の単車系(6UZ1型エンジン搭載車)及び2016年にフルモデルチェンジした「トラクタ」の気になる販売価格は以下の通りとなっています。オプションや架装品などで金額は違ってきますが、さまざまな革新的な技術を投入した車種としては価格上昇を抑え、コストパフォーマンスの高い値段設定となっています。


■車型(QPG-CYJ77B)12速AMT:税抜き価格21,682,000円(税込23,416,560円)
・平成27年度燃費基準+5%達成
・ポスト新長期排出ガス適合
・平成21年低排出ガス車認定取得
・プリクラッシュブレーキ標準装備
・ミリ波車間ウォーニング標準装備
・ミリ波車間クルーズII標準装備
・車線逸脱警報(LDWS)標準装備
・IESC標準装備
・ecostop標準装備

■車型(QKG-CYG60BM)9速AMT:税抜き価格14,745,000円(税込15,924,600円)
・フルキャブ標準ルーフ
・平成27年度燃費基準達成
・ポスト新長期排出ガス適合
・平成21年低排出ガス車認定取得
・プリクラッシュブレーキ標準装備
・ミリ波車間ウォーニング標準装備
・ミリ波車間クルーズII標準装備
・車線逸脱警報(LDWS)標準装備
・IESC標準装備
・ecostop標準装備

■トラクタ(QKG-EXD52BD)12速AMT:税抜き価格17,986,000円(税込19,424,880円)
・フルキャブハイルーフ
・リヤエアサスペンション
・平成27年度燃費基準達成
・ポスト新長期排出ガス適合
・平成21年低排出ガス車認定取得
・プリクラッシュブレーキ標準装備
・ミリ波車間ウォーニング標準装備
・ミリ波車間クルーズII標準装備
・車線逸脱警報(LDWS)標準装備
・ロールオーバーウォーニング(ROW)標準装備
・IESC標準装備
・ecostop標準装備




いすゞ「ギガ」VS いすゞ「フォワード」

いすゞのトラックラインナップを見てみると、小型の「エルフ」から大型車の「ギガ」まで事業用途に合わせた車種選びができる総合トラックメーカーであることがわかります。その中で中型トラックとして、業界に確固たる地位を築いている「フォワード」シリーズは用途によっては大型車の「ギガ」シリーズと競合相手にもなりうる存在です。ウイング車やドライバンなど「ギガ」と変わらぬラインナップがあり、フルモデルチェンジこそしていないものの、安全技術を順次投入し充実した装備を備えています。

いすゞ「フォワード」の検証

出典:http://kura1.photozou.jp

フォワードの概要

いすゞの商用トラックの中で中型車という独特なカテゴリーの車種が「フォワード」です。日本の道路事情にあわせて開発されたのが中型車ですが、小型トラックでは小さく、大型トラックでは大きすぎるという穴を埋める存在でもあり非常に重宝されているトラックです。商用車に求められる「安全性」「経済性」「環境性」を兼ね備えた強く、優しく、頼もしい存在です。

初代は1970年に発売され、現行車は2007年に発売開始された5代目となります。海外にも輸出されいすゞ「Fシリーズ」として、南米ではシボレーブランドで販売されています。

いすゞ自動車のホームページ。

フォワードの特徴

いすゞ「フォワード」はマイナーチェンジをしながら先進の装備を充実させており、市場で求められているニーズにしっかりと適合しています。その中でも、安全性や操作性はいすゞ独自の技術で最先端の装備を備えています。また中型トラックはロングドライブも多くなるのでフルキャブもラインナップしておりさまざまな面でのドライバーサポートが充実しています。

「ギガ」にあって「フォワード」にないもの

同じメーカーのトラックでの比較では基本的なスペックではなく標準装備やオプション品などでの比較がしやすく、「ギガ」と「フォワード」についても装備品での比較がしやすいです。大型車と中型車ですので、積載量やスペースは明らかに違うため、「ギガ」に軍配があがります。また日本独特の狭い道などでの転回や操作性は「フォワード」の方が明らかに上となります。

では、装備に関してはどうでしょうか? これは乗用車で言えば、レクサスLSハイブリッドとプリウスの装備を比較する感じとなります。安全装備、省燃費に関する装備など気になる比較をしていきます。

「ギガ」「フォワード」の標準装備について

出典:http://www.isuzu.co.jp/

ギガ(車型QPG-CYJ77B)の主な装備

・平成27年度燃費基準+5%達成
・ポスト新長期排出ガス適合
・平成21年低排出ガス車認定取得
・プリクラッシュブレーキ標準装備
・ミリ波車間ウォーニング標準装備
・ミリ波車間クルーズII標準装備
・車線逸脱警報(LDWS)標準装備
・IESC標準装備
・ecostop標準装備


フォワード(車型FRR90S2-LAYS)の主な装備

・ecostop標準装備


明らかに充実している「ギガ」の装備

いすゞ「ギガ」の装備に関しては業界内でも話題になるほど標準装備が充実しています。「フォワード」ではほぼ全てがオプション設定になっている安全装備も「ギガ」では全て標準装備となっており、このあたりにフラッグシップモデルとしての区別や差別化が図られているものと考えられています。また大型トラック分野で初搭載された装備も多くあり、競合激しい大型トラックの分野において「ギガ」は本当の意味で中心的存在にもなっています。

いすゞといえばディーゼルエンジン

「いすゞといえば?」の問いにディーゼルエンジンと答える人が多いくらい、ディーゼルエンジンには定評があります。燃費が良く安定した信頼性などから、物流の交通手段には無くてはならない存在でもあります。近年は、地球温暖化に影響するCO2の排出量が少ないことから世界的にも注目され乗用車分野においてもクリーンディーゼル車が多く開発されています。

いすゞのディーゼルエンジンは、使用頻度の高い実用回転域での燃費性能を追求し燃料コスト削減の最大化を追求した低燃費ディーゼルで、燃費基準も達成しています。世界一の自動車メーカーとなったトヨタもディーゼルエンジンに関してはいすゞよりも2世代遅れているともいわれています。それほどいすゞのディーゼルの評価は世界的にも高く、この分野でのオピニオンリーダーでもあります。

燃費競争勃発!ギガとライバル車たち

最新鋭のディーゼルエンジンを搭載し低燃費の大型トラックとしてその名を知られているいすゞ自動車の「ギガ」シリーズですが、最新モデルのカタログ燃費が実に気になるところです。ライバル車と比較しながら燃費をご紹介いたします。

■カーゴ
・QPG-CYL77B4.25(km/L)
・QPG-CYJ77B4.25(km/L)
・QPG-CXG77B4.40(km/L)

■ローリー
・QKG-CYG77AM4.10(km/L)

■ダンプ
・QPG-CXZ77BT4.40(km/L)
・QKG-CYZ77AM4.05(Km/L)

■三菱ふそうスーパーグレードVカーゴ
・QPG-FU64VZ4.2(km/L)

■日野自動車プロファイアー
・QPG-FR1EXEG4.05(km/L)

以上カタログ数値となります。頭の中ではわかっていても乗用車と比較してしまいがちなので悪く感じてしまいますが、ディーゼルといえども9,000ccもの排気量で20トンもの車を動かすわけですから燃費はこのくらいに落ち着くと考えられます。その狭い数値範囲の中では、熾烈な燃費競争があり、それぞれのメーカーが蓄積してきた技術を実用化しています。

色々な使われ方の「ギガ」シリーズ

出典:https://upload.wikimedia.org/

いすゞ自動車製トラックは自衛隊においても多く使われています。大型トラック「ギガ」シリーズも導入されておりSKWトラックなどとして長年、災害派遣などに使われ、親しみのある存在となっています。また消防車の消防ポンプ自動車やブロアー車として、各地の空港での荷物運搬車、ハイリフトトラックなど民間の働く車として多岐にわたり活躍しています。

いすゞ「ギガ」のまとめ

ロングラン輸送の役割を担う大型トラックは、物流において、そして私たちの生活の中ではなくてはならない存在です。そのロングラン輸送の一端を担っているのがいすゞ自動車から発売されている「ギガ」シリーズです。2015年にフルモデルチェンジ(一部2016年モデルチェンジ)され、更に2016年に追加モデルが発売、充実の安全装備を標準装備として身にまとい、いすゞのフラッグシップモデルとして活躍の場を広げています。

世界的に評価の高いいすゞ製ディーゼルエンジンは燃費効率がよく、乗用車と違い使用年数が長いのでランニングコスト削減に役立っています。また前方障害物や車との衝突の事前回避をアシストするセーフティ装備も標準となっており、高級乗用車並みの装備で他のライバルたちの追随を許さないほど確固たる地位を築き上げています。現在では、そのライバル各社との激しい燃費競争が行われている真っ最中です。

いすゞとしてもディーゼルエンジン技術のアドバンテージを生かし、そして空力などの性能を徹底研究・開発した「ギガ」シリーズにて日本国内のみならず世界での継続的な飛躍を計画しており、フラッグシップモデルの「ギガ」を圧倒的な差別化で世界の旗艦へと育て上げています。