いすゞ エルフ 走れいすゞのトラック!ダンプや2tの情報から新車価格や中古車情報まで!キャンターやデュトロとの比較も!

国内外で大活躍しているトラックがいすゞのエルフです。小型トラック内で燃費No.1やさまざまなエコ機能が搭載されています。この記事ではそんないすゞのエルフについてご紹介していきます。

いすゞ エルフとは?

「走れ、走れ、いすゞのトラックー♪ 」という歌をテレビやラジオで聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。エルフはいすゞ自動車から販売されている中型トラックです。配送業界や建設業界で多く使われており、1度は街中で見かけたことがあるのではないでしょうか。街でよく見かける佐川急便のトラックはいすゞのエルフが多いです。この記事では日本に欠かせないトラックの1台となっているいすゞエルフについて詳しくご紹介していこうと思います。

補足:テレビCMでもおなじみのいすゞ エルフちなみにCMで歌われている曲名は「いすゞ のトラック」で、浜野和子という方が歌っているそうです。

エルフの歴史

初代エルフが発売されたのが今から57年前の1959年です。国内初のフルキャブオーバートラックということで、多くの注目を集めました。発売当初はガソリンエンジンのみのラインナップだったようです。

1968年には2代目エルフが販売され、日本初の3tトラックをラインナップに追加しました。そして、累計生産台数100万台を達成することになる3台目エルフは1975年に販売がスタートしました。発売当初のテレビCMで寅さんを起用していたことから「寅さんエルフ」と呼ばれていたそうです。

1984年に発売された4代目エルフ 通称「白いエルフ」は累計生産台数200万台を達成しました。4代目からはディーゼルエンジンが全車直噴化に変更されました。1993年に5代目エルフが販売され、環境に配慮したトラック作りを進めるきっかけになりました。5代目では累計販売台数300万台を達成しています。

2006年に6代目エルフが販売開始

「先に行く必要がある。」というコンセプトを元に開発されたのが、6代目エルフです。平成17年新長期排出ガス規制に適合するように試行錯誤が行われ、キャブオーバー型トラック史上初の平成27年度重量車燃費基準を達成しました。人と環境に配慮した新しいトラックのパイオニアとなった車両となっています。

翌年にはハイブリッド車がフルモデルチェンジをして登場し、従来のトラックよりもさらに燃費性能が向上されました。2016年現在は全車平成27年度燃費基準を達成しているので、重量税・自動車取得税の減税対象となっています。

エルフは海外でも大活躍!?

エルフは日本だけではなく、海外の道路で活躍をしています。アジアへの輸出がメインとなっており、現在はタイにも生産工場を持っています。また、今年からシボレーにOEM供給が行われることが決まっており、アメリカでもエルフをベースにしたトラックが走ることになるでしょう。

海外の配送・建設業界で日本のトラックが活躍しているのは、日本人としてはとても嬉しいことですね。これからも海外でいすゞのトラックが走り回っている姿を見せて欲しいと思います。

機械式オートマチックトランスミッションを搭載

トラックでは珍しい機械式オートマチックトランスミッションの「スムーサEx」が搭載されているモデルもあり、AT限定の免許しか持っていない方でもトラックを運転することができます。筆者もスムーサExが搭載されたエルフに乗ったことがあるのですが、違和感なく運転することができました。ただ、荷物を積んでいる状態で坂道を登る際には自分でギアを操作しないと少しもたつく感じがありました。ギア操作と言ってもマニュアルを運転したことがない人でも簡単にできるので、安心です。

いすゞ エルフのダンプ

主に建設業界で使われているのがいすゞ エルフのダンプです。現在販売されているいすゞ エルフのダンプにも「標準ダンプ」や「強化ダンプ」、「スーパー強化ダンプ」など様々なラインナップが用意されています。ダンプには建築資材や砂利などを積載するため、足回りが普通のトラックよりも強化されており、重い荷物を積んでもグングン坂道を登っていくことができるパワーのあるエンジンが採用されています。多くの建設会社がいすゞのエルフを導入しているので、普段運転している時によく見かけているダンプとなっています。

ダンプの種類を簡単にご紹介

先ほどもご紹介させていただいたようにいすゞ エルフのダンプには複数の種類があります。ここからはダンプの種類について簡単にご紹介させていただこうと思います。

まずはじめにご紹介させていただくのが標準のダンプです。こちらはすべてにおいて標準な機能を兼ね備えたダンプで、どんな状況にも対応することが可能です。続いては強化ダンプについてです。

強化ダンプには3種類あり、「強化ダンプ」、「スーパー強化ダンプ」、「三転強化ダンプ」があります。こちらは建設現場などで使用するため各所が強化されており、耐久性に優れています。三転強化ダンプでは右・左・後方にダンプを傾けることができるように設計されています。

ダブルキャブダンプというダンプでは、通常は2人〜3人乗りのダンプが5人〜6人が乗車できるようになっています。車内が広くなっている分、荷台のスペースが狭くなり、荷物を載せることができなくなっています。

この他にも荷台をスライドして下ろすことができる「セーフティーローダダンプ」や耕運機を運ぶのに適した「農業用ダンプ」、あらゆる路面に対応することができる4WDモデルなどもラインナップされています。ダンプの購入を検討されている方は使用用途によって自分に合ったダンプを選ぶと良いでしょう。

いすゞ エルフの2tモデル

小型トラックの販売台数が15年連続で1位となっています。その中でも普通免許でも運転することができる2tモデルがとても人気があります。2007年の6月から普通免許では2,999キロ以下のトラックしか運転ができなくなったので、普通免許で運転することができる2tの需要がとても多いのです。

いすゞ エルフといえばダンプよりもこちらの2tモデルの方が馴染みがあるのはないでしょうか。いすゞのエルフは多くの配送会社で使用されており、特に有名なのが佐川急便です。佐川急便の2tトラックはほとんどがいすゞのエルフとなっています。もちろん先ほどご紹介させていただいたダンプにも2tモデルのラインナップがあります。3tや4tに比べると積載できる量は減ってしまうのですが、その分車体が短くなっているので、小回りが効き、運転しやすいのが特長です。また、いすゞの小型ディーゼルトラックは国内の小型トラックの中でもダントツの燃費性能を実現しており、「燃費No.1」の称号を堂々と獲得しています。

普通免許で運転することができる1.5tモデルの人気です

現在いすゞから発売されている「ELF 1.5トンクラス」では2007年以降に普通免許を取った人でも運転することができるので、とても人気のある車種となっています。1.5tモデルにも「平ボディ」「ダンプ」「バン」の定番な3種類がラインナップされているので、配送業界や建設業界でも多く導入されています。

1.5tモデルにはVGSターボという可変用量型のターボチャージャーが搭載されているので、低回転でのトルクや加速の工場が図られており、荷物を多く積んだ状態でもスムーズに走ることができます。また、エコストップやECONOモードといった環境に配慮した機能も搭載されています。

いすゞ エルフのエンジンは?

いすゞ のトラックといえば、見た目や足回り、インテリアなど優れている部分が沢山あります。その中でも特に優れているのは車の核となる部分の「エンジン」です。先ほどもご紹介させていただきましたが、エルフの燃費は小型ディーゼルトラックの中で燃費No.1を獲得しています。ここからはいすゞエルフのエンジンについて簡単にご紹介させていただきます。

ハイパワーの4JJ1-TCSエンジンを搭載

現在販売されているエルフには4JJ1-TCSというエンジンを搭載しています。2,800rpmで150psとパワーを発揮して、荷物を積んでいる状態でもスムーズに走り出しができるように低回転からのトルクが高くなっています。これにより配送業界や建設業界でも大活躍することができています。

環境に優しいエコシステムを多く導入

いすゞのエルフはパワーだけではなく、環境性能においても非常に優れています。全グレードで平成27年度燃費基準の達成をしており、経済性にとても優れています。例えば、MT者に搭載されている「ECONOモード」はトラックの積載状態や走行中の道路勾配を自動で判別して、省燃費制御を自動で行ってくれます。これにより不要なパワーを使わなくて済むため、燃費性能が向上します。

その他にも不要なアイドリングを無くすためにエンジンが自動でストップする「エコストップ」やすbての回転域で効率的にパワーを供給する「2ステージターボ」、NOxを低減させて燃費の向上を図る「大容量クルードEGR」などエコシステムが多く導入されています。これらによってエルフのトラックが非常に燃費が良く、燃費No.1を獲得することに成功しています。

天然ガスを燃料としたエンジンもラインナップ

エルフのCNG-MPIではCNG圧縮天然ガスを燃料としたエンジンを搭載しています。天然ガスは石油を使ったエンジンに比べて排ガスを抑えることができ、回収可能な埋蔵量は約250年分あると言われています。そのため各自動車メーカーでも天然ガスを使った車の開発が行われています。

天然ガスを燃料として使っても、荷物を積んだ状態でもスムーズに走行できるほどのパワーが確保されています。さらに一般的なディーゼルエンジンよりも低騒音・低振動を実現しています。この技術は今後も進歩していき、さらに環境に配慮したエンジンが開発されるでしょう。

ディーゼルハイブリッドエンジンでは燃費が13.0km/ℓ!?

従来のディーゼルエンジンとモーターを組み合わせて開発されたのが、ディーゼルハイブリッドエンジンです。このエンジンを搭載した車両は平成27年度燃費基準+15%を達成しており、燃費はカタログ値で13.0km/ℓとなっています。

モーターを使った走行により、早朝や夜間でも住宅地を走行することができるので、住民の方達に迷惑をかけることなく配送などを行うことができます。この技術も今後さらに進歩していくと予想されます。

いすゞ エルフの新車価格は?

エルフの新車価格はいすゞの公式ホームページに記載がありませんでした。新車価格についてはボディタイプやグレードによって大きく変動しますが、だいたい300万円〜と言われています。ボディタイプを「平ボディ」にするのか「ダンプ」にするのか「バン」にするのかによっても異なります。詳しい新車価格を調べるには実際にディーラーに行って聞くのが1番確実だと思われます。

ディーラーに行く以外でエルフの新車価格を調べる方法としてはカタログ請求があります。公式ホームページからカタログ請求をすることができます。カタログの請求に関しては下のリンクから行うことができます。携帯から請求することはできないので、ご注意ください。また、ボディタイプによってカタログが異なり、最大で3部までしか請求することができないので、購入を希望または価格を知りたいボディタイプを事前に絞っておくようにしましょう。

エルフのカタログ請求はこちら

エルフはエコカー減税対象車なので、お得に購入出来る

現在販売されている1.5t〜3tまでのエルフはエコカー減税の対象車両となっています。エルフを新車で購入する際に重量税が75%、所得税が80%も減税されるのです。平ボディの2tモデルのエルフを購入する場合だと、事業用であれば合計で75,700円の減税、自家用であればなんと118,700円も減税されます。また、2t積みのEカーゴの場合は、事業用の場合は83,700円の減税、自家用で130,600円の減税を受けることができます。

さらにエルフの低公害シリーズなら重量税も所得税も「免税」になります。事業用として購入する際にすべてが免税になると余分なコストを削減することができ、とてもお得ですね。税金が免除になり、燃費性能も非常に優れているので、車両価格は普通のモデルよりも高くなってしまいますが、長い目で見るとお得になるかもしれません。

減税・免税に関して詳しく知りたい方は下のリンクから見ることができます。

エルフのエコカー減税について

いすゞ エルフのリコール情報

トラックといえばいすゞというイメージですが、すべての車両が不具合なしで製造されるのは難しいものです。いすゞのエルフも例外でなく、リコールをしている車両があります。ここからはエルフの最新リコール情報についてご紹介いたします。

平成19年〜平成22年に製造されたエルフを所有の方は要確認!

平成19年〜平成22年の間に製造されたエルフにはリコールが出ています。型式についてはかなりの数がありますので、ここでは割愛させていただきます。上記の年代に製造されたエルフに乗っている方は下のリンクから該当していないかを必ず確認するようにしましょう。

不具合の内容としては、燃料噴射システムにおける不具合ということです。エンジンに取り付けられているサプライポンプの締め付けが弱いものがあるということで、そのまま使用を続けてしまうと緩んでしまうようです。これをそのまま放置して、使用を続けてしまうと取り付け部分がさらに緩んでいき、最悪の場合には燃料パイプに亀裂が入り、燃料が漏れるようになることもあるそうです。

リコールの内容としてはサプライポンプの締め付け部分のチェックを行います。緩んでいた場合にはエンジンを新しいものに交換され、緩んでいない部分は増し締めが行われます。どこまで点検が行われるのかは所有されているエルフによって異なるので、気になる場合にはディーラーの方に聞いてみましょう。

リコールの対象車両をそのまま放置しておくのは大変危険です。該当しする車両を所有している場合はできるだけ早くディーラーに持っていくようにしましょう。また、自分の所有しているエルフが該当するかどうかは下のリンクから確認することができます。このページを見てもわからないという場合にはディーラーに直接連絡をして確認するのが確実かと思います。

エルフのリコール情報はこちら

いすゞ エルフの中古車情報

いすゞのエルフが現在多くの中古車が販売されています。中古車は年式や走行距離、修復歴などをしっかりと確認して選ぶことができればとてもお得に購入することができます。ここからはエルフの中古車情報についてご紹介していこうと思います。

エルフの中古車はどこで探せばいい?

中古車を購入する際にどこで購入しようか考えるかと思います。中古車が購入できるところは大きく分けて「中古車販売店」「ネット販売」「個人オークション」の3つとなります。それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきます。

まず中古車販売店ですが、しっかりと店舗を持って運営しており、整備士がいるお店であれば販売されているトラックを安心・安全に購入できる可能性が高いです。その分、販売価格が高めに設定されていることが多いです。

ネット販売では、全国にある中古車から自分にあった条件のトラックを検索することができます。店舗を置いていない分、価格は少し安くなりますが、トラックが遠方にある場合などは現物を見ることができないというデメリットもあります。

最後は個人オークションです。個人がオークションに出品しているものなので、条件などによってはかなり安く購入できることがあります。その反面、素人が出品を行っているので、出品者も気づいていない不具合なのがあることもあります。

エルフの中古車を購入する際に注意すべきポイントをご紹介

ここからはエルフの中古車を購入する際に必ず確認しておきたい基本的なポイントをご紹介させていただきます。確認するべきポイントは「走行距離」「年式」「修復歴の有無」の3つです。

エルフは事業用として使われることが多いので、走行距離が長い車両が多くなっています。走行距離が長いと各パーツが痛んでいる可能性が高く、購入の際にパーツ交換が必要になることがあります。同時に車両の年式も確認しましょう。こちらも年式が古いほどパーツが痛んでいることが多くあります。

トラックの修復歴の有無も必ず確認するようにしましょう。修復歴のあるトラックは安く購入することができるのですが、目には見えない部分が損傷していることがあります。中古車販売店であればしっかりと記載されているのですが、オークションなどで購入を考えている際には必ず出品者に確認してみましょう。

エルフの中古車相場は?

エルフの中古相場ですが、グレードやボディタイプ、年式によって大きく変動してきます。例えば、2000年式の平ボディタイプであれば約50万円〜購入することができます。過去5年間に販売されたエルフの場合は約300万円〜となっています。年式が新しく、走行距離が短い車両はとても人気があるので、あまり中古車相場も落ちていない印象です。できるだけ安く中古のエルフを購入したいという場合には、年式が少し古めで、走行距離が短いものを選ぶのがお得かもしれません。

詳しい中古車相場についてはインターネットなどでも検索することができるので、気になる方は調べてみてください。個人オークションなどでもエルフが販売されていることがあるので、1度チェックしてみてはいかがでしょうか。掘り出し物が見つかるかもしれません。

いすゞ エルフのライバル車と比較

国内にはいすゞのエルフ以外にも三菱キャンターや日野デュトロ、マツダのタイタンなどがありますが、なぜいすゞのエルフがダントツで人気があるのでしょうか。ここからはキャンターやデュトロと問いったライバル車との比較をしていこうと思います。

エルフは小型トラックの中で燃費No.1

この記事内で何度もお伝えしているのですが、エルフは国内の小型トラックの中で燃費No.1を獲得しています。もちろんライバル車たちも燃費の向上を目指して、ハイブリッド化やAdBlueを導入したりと日々開発に励んでいるのですが、現状はまだエルフに勝てていない状況です。

今後も各社はさらなる燃費の向上を図ってくるかと思うので、今後も小型トラック業界は目が離せないですね。

新車価格は各社互角か?

トラックの新車価格についてはグレードやボディタイプによって大きく異なってくる部分なので、詳しくお伝えすることはできません。しかし、筆者が調べた限りでは各社、同じぐらいのグレードで同じボディタイプであれば新車価格についてはそこまで大きな差はありませんでした。

新車価格にそこまで大きな差がないので、選ぶポイントとしてはインテリア・エクステリア、機能、燃費などになってくるのではないでしょうか。そのため燃費性能や環境面を配慮したエンジンを搭載しているエルフがライバル車に比べて人気があるのだと思います。

エルフは乗り心地でライバル社に劣る?

実際にエルフを所有している方々の口コミなどを見ていると、キャンターやタイタンに比べると足回りが硬くなっているので、乗り心地が悪いという声が多くありました。長距離を運転する機会が多いトラックでは乗り心地はとても大事になってきますよね。乗り心地に関しては人それぞれとなりますので、購入の前に試乗してみるのがいいかもしれません。

まとめ

この記事ではいすゞのエルフについてご紹介させていただきました。国内外でとても人気のあるトラックで、燃費性能はライバル車を抑えて1位を獲得しています。佐川急便でも大量に導入されているということで、普段車を運転している人であれば良く見かけるトラックとなっています。

ボディタイプもさまざまなものがあり建設業界や配送業界など、働く車として大活躍しています。いすゞのエルフが目指す場所は人や環境に配慮した優しいトラックということで、ハイブリッドディーゼルエンジンやアイドリングストップなどさまざまな開発が行われています。環境に配慮されたエンジンですが、荷物を積んだ状態でもストレスなく走ることが可能です、今後もさらに技術は向上していくと思うので、今後もいすゞのエルフからは目が離せないです。