旧車すゝめ 人気のおすすめ車種10選から専門販売店などまでご紹介! 

旧車はかっこいい! 誰が見てもかっこいい! 今の車にはない角ばったデザイン。メカメカしい排気音。名作映画や漫画などでしか見れなかったスターのような車を所有してみませんか? 今回はそんな旧車についてご紹介しましょう。

旧車とは?

まず旧車の定義について知っておきましょう。

旧車の定義

年式の古い自動車のことを旧車やクラシックカー、ヒストリックカーなどと呼ぶことがありますが、この定義についてはクラシックカーで公道ラリーなどを行っている団体では25年以上前としているようです。しかし実際のところは曖昧で、日本では昭和に製造された車を旧車と呼ぶ風潮があります。あるバイク雑誌では旧車の定義を登場から20年とするなど少し曖昧です。

旧車のイベントや旧車を取り扱う雑誌などは○○年代の旧車など年号を付ける風潮がありこのことからハッキリとは区別されていないと言っても良いでしょう。また国産車を旧車、輸入車をヴィンテージカー(ビンテージカー)と呼ぶ風潮もあります。そのほかクラシックカー、ヒストリックカー、ネオヒストリックカー、ノスタルジックカー、ベテランカーなどさまざまな呼び名がありますが、雑誌やインターネット上ではやはりその棲み分けは曖昧のようです。

人気のおすすめの国産旧車10選

人気の国産旧車をご紹介します。

トヨタ セリカ(通称ダルマセリカ)

1970年 ~1977年に製造されていた初代トヨタセリカ。当時としては珍しい丸みを帯びたスタイルで正面からの姿が髭面に見えることから「ダルマ」や「ダルマセリカ」と呼ばれています。エンジンは4気筒の1,400cc・1,600cc・2,000ccの3種類がラインナップされていますが人気があるのは1,600cc、そして2,000ccです。
ボディタイプは2ドアクーペと3ドアリフトバックがあり人気は後期型であるリフトバックとなっていますが、ダルマセリカ自体の個体数は年々減少傾向にあるのでグレードなどの好みを選んで乗るというのが少し難しい状況になっています。

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トヨタ 2000GT

1967年~1970年に製造されていたトヨタ史上伝説の一台と言われる2000GT。ボンドカーとして採用されたことでも有名な、まさしく和製スーパーカーです。生産台数の少なさと世界的な人気から1億円を超える中古車価格が付くなど夢の車となっています。
そんな側面から購入して維持をする…なんてことは一般の家庭では非現実でしょう。昔も今もこの車のハンドルを握れるのは限られた人間のみです。街中で目撃することはほとんどないでしょう、しかし旧車イベントなどでは高確率で現れるので是非その目に焼き付けてきたい一台と言えます。
マツダ ロードスターをベースとした2000GTレプリカなども存在しますので注意して見てください。微妙に形が違います。もちろんレプリカも珍しい車なので出会えればラッキーです。

日産 フェアレディZ

1969年~1978年に製造されていたS30型フェアレディZ。通称「エスサンマル」と呼ばれ長い歴史のあるフェアレディシリーズの中でもっとも伝説的で特別な存在となっています。搭載エンジンは直列6気筒の2,000cc~2,800ccと幅広い設定となっていますがL28(通称エルニッパチ)と言われるエンジンが人気です。
人気漫画「湾岸ミッドナイト」の主人公がの愛車がこのS30だったことがキッカケで中古車市場が高騰したことも話題となりました。さらに主人公の愛車「悪魔のZ」を再現したレプリカも多く流通し、実際に湾岸で暴走するなど社会現象を起こしたこともS30を語る上で避けては通れない歴史でしょう。

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次の型のS130Z(280Z)も人気があります! アメトーーク!旧車芸人のテンダラー浜本さんの愛車とも言われています。

フェアレディ280Z 2by2

日産 ケンメリスカイライン

1972年~1977年に製造されていたスカイラインで愛称はケンメリ、セダンはヨンメリと呼ばれています。ケンメリとは当時のキャッチコピーが「ケンとメリーのスカイライン」だったことからケンメリと呼ばれるようになりました。セダンタイプは「四枚ドアのケンメリ」の略なのでヨンメリと言われています。
スカイラインと言えば丸型のテールランプのイメージが強いと思いますが、ケンメリから始まりました。ちなみにこのケンメリスカイラインは外見はケンメリ中身はR32のモディファイを施された改造車も販売されています。これにより扱いの難しい旧車がもっと手軽に楽しめるようになりました。

いすゞ 117クーペ

若い人ならいすゞと聞いて、え? トラックの会社じゃないの? とつぶきそうですが、実は家庭用の普通自動車も製造販売していました。なかでも117クーペは日本史に残る傑作車の一台とも言われるほど評判の良い名車です。
製造期間は1968年~1981年とロングランですが、この期間で3回のマイナーチェンジを繰り返しています。日本車離れしたエクステリアデザインはかの有名なジョルジェット・ジウジアーロが担当し、国際自動車デザインビエンナーレで名誉大賞を受賞しました。
初期型(写真上)は少量限定生産であったことから「ハンドメイドモデル」や「ハンドメイド117」などの愛称があり区別されています。実際に手作業で製造されていた初期型は各車溶接に違いがあるなど量産車にしては珍しく個体差があるなど人間味を感じる仕様が特徴です。

中期型(写真上)はバンパーが太くなり丸みを強調したデザインに変化しています。後期型(写真下)は四角のヘッドライトをベースに角ばったデザインが特徴です。どれも人気がありますが初期型はやはり生産台数が短いので大変希少となっています。

スバル 360

1958年~1970年に製造され、「マイカー」の名を広め、世界的に大ヒットした4人乗りの名車です。その走行性能は当時としては遥かに高くしかも低価格。それまで一般的な家庭が自動車を所有することは夢のような話でしたがスバル 360は大衆車として流通し多くの人々の生活を変えた傑作車でもあります。
その丸いルックスから「てんとう虫」の愛称で親しまれました。ちなみにこの車の元ネタとなったのがフォルクスワーゲンタイプ1で通称ワーゲン(カブトムシ)であることからてんとう虫と名付けられたそうです。
リアタイヤよりも後ろに360ccのエンジンが搭載されています。馬力は当時の公表では16PSと現在ではかなり非力(現在の軽自動車で50~60PS程度です)なので交通の流れに乗ったり通勤の足に使うなどは諦め、割りきった運転しかできなかもしれません。
現在でも愛好者は多く旧車イベントでも必ず一台は参加していると言ってもいいくらいの出現率です。当時は世界的に大ヒットし日本の公道を盛んに走っていた360ですが現在ではかなりレアなので是非その愛らしいルックスを拝んでおきたいところ。

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日産 330セドリック

1975年~1979年に製造された330セドリック、通称サンサンマル。日本車ながらアメリカンなスタイリングが特徴の一台です。ノーマルのスタイルに拘ったりアメリカンヴィンテージカーのようなカスタム、バリバリヤンキーなグラチャン仕様のベースになるなど幅広く利用される車種でもあります。
特徴としてはメッキバンパーが入手しにくい状況なのでブツケて変形させないように細心の注意が必要です。

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こちらはアメトーーク!の旧車芸人の中では千原Jrさんが乗っている車と言われています。

ダットサン トラック 

ダットサントラックシリーズはどの年式も旧車人気が高い傾向にありますが、特に1972年 ~1979年に製造された620(ロクニーマル)が一番人気と言えるでしょう。楽しみ方としては80年代に北米で流行したトラッキンスタイルを再現するのが一般的に多く見受けられます。
また最近ではハコスカのヘッドライトやハコスカのフロント周りを加工しインストールするなどのカスタムが流行するなどまだまだ発展は止まりそうにありません。

ホンダ S800

1966年~1970年に製造された小型スポーツカーのS800。通称「エスハチ」と呼ばれています。小型で軽量なボディーに70PSを発生させる800ccエンジンを搭載し最高速度は160キロと本格派です。初期型はチェーンドライブ、後期型は通常のプロペラシャフト式のFR駆動となっています。
やはり珍しいチェーンドライブ方式が人気で、シフトチェンジのたびにチェーンが張り詰め、車体がピョコっと跳ねるような衝撃が体験できる味が特徴です。レストアの手が行き届いた車体は現役でサーキット走行を楽しんでいます。

トヨタ S800

1965年~1969年に製造されたトヨタスポーツ800,通称「ヨタハチ」です。前述で紹介したホンダS800と同じような空気感がありますがやはり当時小型スポーツカーとしてライバル関係にありました。45PSと非力なエンジンですが車重は580キロと軽量なので十分に高い戦闘力を持っています。十分に楽しい走行ができるでしょう。
現在でもしっかり手の入った車体は本格的なサーキット走行をし、相変わらずホンダエスハチと熱いバトルを繰り広げております。

旧車の中古車販売店や価格は?

旧車は普通の車のような扱いはできません。サビや劣化との戦いです。しかも現代の車と違って「スイッチオン!」でブーンと走るような感覚ではなく少なくともエンジンやキャブレターなどの機械的な知識が必要となります。
ですので一般的なディーラーでの入手ではなく専門店で手に入れることになるでしょう。

専門店と一般店の違いは?

なぜ旧車には専門店があるのかを簡単ながら説明させていただきます。まず一つ目の理由は「経年による劣化や故障を直すのにノウハウが必要」だからです。普通の車の故障と違いちょっと厄介なこともあります。本来ならサビない場所や壊れないようなパーツが壊れたり、想定される年数を遥かに超えるゆえに一般的な知識では整備や修理に時間が掛かるからです。専門店なら旧車の知識、経験豊富なスタッフが対応してくれるので安心できます。

また専門店の強みは「パーツが入手できる」ことです。通常ならメーカーに在庫のあるパーツを使って整備や修理をしますが古すぎるゆえにメーカーではすでに製造されていないなどパーツの収集も困難になります。そこで専門店ならパーツを独自に製造販売したり他車から流用したりとさまざまな術を用意しているので困ることもありません。

出典:http://www.rockyauto.co.jp/

旧車・名車(ハコスカ・ケンメリ・フェアレディーZ・GT-R)の専門店 ロッキーオート

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旧車の値段

旧車の値段は国内や国外での人気、映画や漫画の影響などによってアップダウンが激しい傾向にありますが以下に大体の相場をまとまてみました。参考にしてください。

ハコスカ ~応談価格(1,000万円程度?)
ケンメリ ~応談価格(800万円程度?)
330セドリック ~250万円
ダルマセリカ ~250万円
2000GT ~1億円以上
S30フェアレディZ ~1,000万円
117クーペ ~250万円

一部ご紹介しましたがマイナーな車種になると値段の幅が激しくなる傾向があり相場があってないような印象を受けます。また旧車はどれも綺麗な状態で販売されていることはなく、場合によっては草ヒロ状態(長年放置されボディーはサビだらけ)でも高価で販売されていることがあるので直して乗りたい人などはそのような車体を購入することも選択肢にあってもいいでしょう。

旧車の維持費はどのくらい?

気になる旧車に維持費についてです。

格好は良いがお金は掛かる…

もうすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、古い車は自動車税や重量税は一般的な自動車に比べて1.5~1.8倍程度に膨れ上がります。まず所有するだけでも税金の出費があるということを自覚しましょう。

一般的な整備費用などは?

とても数値化しにくい問題です。~80年代の旧車は趣味として割り切って乗る以外ありません。例えばキャブレターの車であれば冬と夏ではセッティングが違い、キャブレターをバラしてセッティングする必要があります。大きく分けて年に2回はしなければエンジンをかけることができなかったりちゃんと走らなかったりしますが、このセッティング1回あたり2~5万円は必要となるでしょう。(お店や車体の状況などによって上下します)

そのほか一般的な整備(オイル交換など)の費用です。これら踏まえて年間~10万円は見ておきたいところですが、話はここから。故障については備えて必要があります。シンプルな作りの旧車ですが、パーツの供給やパーツそのものにプレミア価格が付いている可能性がありとても高価な傾向も。
また出先でのトラブルでレッカーなども考えられます。特に遠くへの旧車イベントへ向かう最中などに突然の故障などは定番とも言えるでしょう。イベント出展車もこれで何台かが欠席する傾向があります。
これらのトラブルの出費対策として~20万円は用意しておくことでまかなえるでしょう。エンジンの故障についてはその限りではありませんが。小さいパーツであるパワーウインドウやモールの劣化による雨漏りやボディ、シャーシの腐食処理などこれくらいの金額で対応できると思います。

ただレストアの具合によっては何年もノントラブルで走行できる車種もあるので一概に言えません。上手く旧車に乗るコツは「車の状態を把握できる目を持つこと」です。あまりに無知な人だと楽しめない特性もあります。少し車について勉強しておきましょう。

旧車のパーツリストやカタログは手に入る?

個人で旧車のレストアや整備をする前提であればパーツリストは必須となります。またマニアなら手に入れておきたいカタログも気になりますよね!

旧車のパーツリストはオークションや専門業者を利用しよう

パーツリストはオークションなどに流れている可能性があります。ただし流通量は少なく入手はどれも難しいでしょう。そのほか古くからある車屋さんが持っていたりすることもあるので買い取り交渉しましょう。時々ディーラーなどにパーツリストのコピーや貸出を依頼する人がいますが基本的には禁止されているようなので諦めてください。

カタログは古本屋にあるかも?

カタログなら古本屋さんに紛れているかもしれません。と言うのも時々販売されている姿を見ることがあります。もともと非売品のようなものですが、なにかのキッカケで流通していることがあるので注意してみてください。そのほかはやはりオークションなどで手に入れることが定番ですね!

旧車をレストアするブログや日記は?

レストアなどのブログは見ているだけでも楽しいですし、勉強になることもあります。ここではいつくかご紹介しましょう。

昭和自動車鈑金塗装工場

出典:http://www.shouwabankin.com/bankin_5.html

昭和自動車鈑金塗装工場は50年培ってきた技術で古いお車のボディレストアも承っております!お気軽にお問い合わせ下さい!

旧車のレストア及びレーシングカー製作

国産・外車の旧車を中心に、レストア及びレーシングカーの製作風景を紹介して行きます。

ハコスカのレストアを素人が一から始めた奇跡!

スカイライン 昭和47年通称【ハコスカ】をまったくのド素人がボロボロの状態からレストアする奇跡の記録!ボルトひとつ残さず一から完全レストア、持ってた道具は一般的な工具のみ

バイクの旧車會は車の旧車と関係あるの?

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バイクの旧車會と言えば元暴走族で現在は周りのマナーを考えて活動をしている人からコール(アクセルミュージック)にこだわる人から暴走族と同じようなことをしているチームなどさまざまです。車の旧車好きにもバイクと共に走ることで当時のような雰囲気を味わう人もいます。またその逆で純粋に古い車を楽しむ人など幅が広いのも特徴。
やはりバイクの旧車會はイメージ的にコワイ人の印象もありますが実際は現在は落ち着き家庭もあり、と一般人と同じような価値観を持ってる人が多いです。ただ趣味として若かりし頃の記憶を辿っているような感覚なので恐がらなくても良いでしょう。
若い人でもヤンチャそうに見えますが実は社交的でしっかりしてることもあります。昔の暴走族とはひと味違い平和的な人が多いですよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか? 旧車の魅力についてはおわかりいただけましたでしょうか? もし本気の所有することを考えるのであれば「お金」だけは惜しまないようにしましょう。なにかあれば本当にお金が掛かります。ファッション感覚で旧車を選ぶ人もいますがとにかくお金がかかります! これだけは覚悟しておきましょう。
その代わり、走っているだけで、止まっているだけで有名人になったように知らない人から話しかけられたり目線をもらったりするのでなんだかいい気分を味わえると思います。この記事を参考に旧車選びを楽しんでください! 最後までご覧くださいましてありがとうございました!

アメトーーク!旧車芸人でも大人気