キャデラック エスカレード アメリカンラグジュアリーカーの価格や維持費から燃費まで!新型2015年モデルや中古車情報も!

昨今の米国市場では、原油安の後押しがあるおかげで、ゴージャスなフルサイズカーの復興が見られるとか聞きます。まぁ、2008年当時のように、イリーガルな経済危機でもない限り、アメリカ人は大きな車を欲しがる人々なのですね。そんなフルサイズSUV市場にキャデラックが本格参戦したのが、1999年のことだそうです。その時から同ブランドの頂点に君臨しているのが、このキャデラック エスカレードという自動車です。

キャデラック大型SUVを支えるために生まれた、エスカレード

日本のクルマ社会からは縁遠いとも思える大型車は、多くの日本人にとっては正直乗り込むのも少し大変そう!? そんなキャデラック エスカレードとは、どんな自動車なのか。誕生当時のモデルまでさかのぼり、そのアウトラインを見てみましょう。

素早い仕事で市場投入された初代エスカレード

もともと、どのサイズ以上がフルサイズなのか、ちょっとわかりにくい点でもあります。とはいえ、「フル」というからには、クルマのすべてが詰まったゴージャスさを想起させるでしょう。

しかしこの世の中、なんでも大きければ良いという話でもありませんよね。

まぁ逆に言うと、付加価値が大きく顧客単価も高い高級SUVは、各自動車メーカーにとって垂涎のカテゴリであるはずです。またそういうクルマを、結構なペースで売りさばけると見込める米国市場は、企業にとってはある意味でのパラダイスです。

そして、そのパラダイスでもそこに在籍するための競争があるというのが、巨大資本主義マーケットの現実の姿。その厳しくもおいしい市場をライバルのリンカーンが先に抑えようとした時、ゼネラルモーターズ傘下のキャデラックには、かなりの動揺が走ったことも想像に難くありません。

かくして、そのライバルであるリンカーン勢、および日欧からの輸入車にも対抗するべく1999年に取り急ぎ投入されたのが、キャデラックとして初の本格SUVとなったエスカレードということになります。この時、キャデラックはマーケットからの要求に即応するため、親会社のGMCが当時すでに販売していた『ユーコンデナリ』をモディファイするという作戦をたて、たったの10か月の期間で量産品として仕立て上げたのが、この初代キャデラック エスカレードです。

そんな事情もあってか初代のエスカレードは、ベース車両のユーコンと比較したとき、その外観においてもほぼ同じモデル呼べるものでした。動力源にも、ユーコンと同様の排気量5.7LのV型8気筒OHVエンジンが搭載。出力は190kw(258.3ps)でトルクは447Nm(45.6kgm)というスペックです。駆動は選択式の4輪駆動、トランスミッションは4速のATが与えられました。

【基本情報】

名称:キャデラック エスカレード(初代)
エンジン排気量:5.7L
エンジン出力:190kw(258.3ps)/4,600rpm
エンジントルク:447Nm(45.6kgm)/2,800rpm
全長:5,110mm
全幅:1,956mm
全高:1,887mm
ホイールベース:2,984mm

イメージ一新の2代目エスカレード

フルサイズのラグジュアリーSUVとしては、あらゆる意味で十分なキャパシティーが必要です。そして、競合他車に煽られるように投入された初代のエスカレードでは、その部分が弱点にもなっていたかもしれません。2002年になると、(当時グループ内でいくつかの車種に投入実績があった)新たなプラットフォーム『GMT800』を得て、エスカレードはフルモデルチェンジを受けました。

ここでは、先代よりも排気量が小さめながら出力をアップした、5.3LのV8エンジン(213kw)が搭載されます。同時に、排気量6.0LのV8も用意(257kw)。また、キャデラックが提唱するデザインスキームである『アート&サイエンス』が外観に取り入れられ、先代に比べてラグジュアリー感を向上させています。

駆動は4WDに加えてFRも選択が可能で、車体にもショートホイールベースとロングホイールベースの2タイプをそろえました。また、標準(ロング)の車体には、『スポーツ・ユーティリティ・トラック』と呼ばれる『EXT』グレードが登場。この『EXT』は、後部のルーフを削除してピックアップ風に仕立てた4ドアモデルです。

他には電子式車体姿勢制御の『StabiliTrak』は4WDにも適用され、タイヤ空気圧を監視する機能や、2列目にバケットシートを採用しています。加えて、2005年のマイナーチェンジでは、全車種に6.0Lエンジンが搭載されることになりました。

【基本情報】

名称:キャデラック エスカレード(2代目)
エンジン排気量:6.0L
エンジン出力:257kw(349.4ps)/5,200rpm
エンジントルク:515.2Nm(52.5kgm)/4,000rpm
全長:5,052mm
全幅:2,004mm
全高:1,943mm
重量:2,434kg
ホイールベース:2,946mm
サスペンション:ダブルウィッシュボーン式(前)/ リジッド(後)

ハイブリッドも登場の3代目エスカレード

先代と同様にホイールベースを二種類に分け、FRと4WDも選択可能なラインアップで登場したのが、2007年に登場の3代目エスカレードです。もちろん、ピックアップ風のリアセクションを持つ、『EXT』グレードも販売(この後、2013年まで継続)されました。

このモデルに用意された唯一のエンジンは、排気量6.2LのV型8気筒、『Vortec 6200』。これは、バルブ駆動機構が(おそらくアメリカンV8としては)スタンダードのOHVでありつつも、吸気および排気バルブのタイミングを2段階に切り替えるという面白いエンジンです。その機構から発生するのは、出力301kw(409.2ps)にトルクは565.4Nm(57.65kgm)というスペックです。組み合わされた変速機は、6速のオートマチック。

そして2009年になると、このフルサイズSUVシリーズにも、ハイブリッド版が登場してきます。とはいえ、使用されるエンジンは依然として排気量6.0LのV8というモンスター級です。2つのモーター(60kw)と合わせて発揮する出力は、282.6kw(384.3ps)でした。エスカレードはもともと、お世辞にもエコを追及するクルマとは呼べないSUVです。むしろ、エンジンの大型化が限界に近づくならそれ以上の領域ではモーターでのアシストを考える方が、現代の車作りにとっては合理性が見つかるのかもれません。このハイブリッドも、2013年までの製造・販売となりました。

今、を代表する高級SUV、新型エスカレード2015年モデルの中身

2014年に、新たなプラットフォーム『GMT K2XX』を得て、外観にも更なる時代性を与えられ生まれ代わったのが、4代目となる現行のキャデラック エスカレード。現在、日本国内でも正規輸入車両が購入できるのは、大型SUVをお求めの人にとってはうれしいことです。

そんな最新エスカレードは、どのような車に仕上がっているのでしょうか?

エンジン&駆動系

公式ページによれば、「一世紀以上にわたり、高級車の歴史を切り拓いてきた」と自称するキャデラックのブランド。そのラインナップにおいて、最高&最大の位置を与えられたエスカレードには、伝統を守るだけでなく時代をリードする動力源が必要です。

この最新型エスカレードに用意されたエンジンは、アメリカンなトラック(SUV)としては伝統とも言えそうなV型8気筒OHVエンジンです。排気量は6.2L、そこから313kw(426ps)の出力と623Nm(63.5kgm)のトルクを発生。ガソリン直噴や可変バルブタイミング、そして気筒休止機構などのモダンな技術が盛り込まれたと言う、新旧が混ざり合った面白い動力源となっています。

そしてもう一つ、このタイプのクルマとして伝統を守っているのが、選択式の4WDシステムでしょう。これは、ドライバーの操作により2輪と4輪の駆動を切り替えるという、いわば古典的なスタイルの駆動方式です。選択できる設定としては、『2H(2駆)』or『4H(4駆)』or『4AUTO(自動選択)』の3つです。まぁ、本当の悪路走破性を念頭に設計すると、エスカレード級のクルマでは、ギアボックスの後にディファレンシャルギアなどない方が良いのかもしれませんね。2輪駆動による燃費の向上も考えられますし、無駄な制御機構なども装備しなくて良いなら、重量的にも有利になりそうではあります。

この2015年モデルの(日本向け)エスカレードが搭載する変速機構は、トルクコンバーター式の6速ATのみですが、米国仕様では8速のATのみになるようです。(ただ、一部のテストでは、6速仕様の方が燃費が良いという結果も得られたという話もあり、重量との兼ね合いを考えると面白い話だと言えそうです)

足回り

前の2輪にダブルウィッシュボーン式の独立懸架を置きつつ、後輪には依然として5リンクの車軸式を採用したという、そんな2015年型のエスカレード。とは言えここにも、ちょっと時代を取り入れた機能が盛り込まれています。それが、『マグネティックセレクティブライドコントロール』。

自動車の乗り心地に大きな影響を与える、サスペンションのダンパー。これは、スプリングの振動を適度に減衰させるための部品で、ショックアブソーバーとも呼ばれます。より速いサスペンションの収縮に対して、より大きな抵抗を示すのがこのダンパーという部品なのです。そして高級車であるエスカレードは、走行安定性をもとめて足回りのダンパーをを固めるだけでは不十分と言えます。そこで登場するのが、電子式で減衰特性を可変できるサスペンションという訳です。

エスカレードの足回りには、磁石の力で粘性を変化させることができる、『磁性流体』が封入(オーソドックスなものはオイルが封入)されたダンパーが採用されています。これは、1/1,000秒単位でその特性を変化させることで、路面状況などに常に追従して走行性能を調整しています。

荒れた路面を走行する場合は、路面の起伏をやんわり受け止めつつ、必要な瞬間はスプリングの振動を適切に減衰させる。4WDでの悪路走破性も重視する大型SUVとしては、こういった足回りの可変機能は、ある意味において必須とも言えるでしょう。

インテリア&エクステリア

エスカレードの様なクルマにとって、最も訴求力を発揮するポイントというのは、ひょっとしてインテリアになるのかもしれません。大きな車体は十分な車室を提供し、最大7人が乗れる3列シートは全てレザー張り。もちろん、最後尾の座席の居住性もないがしろにされてはいません。このクルマの「フル」なサイズを利用して、キャデラックのデザイナー達は求められるラグジュアリーを満載に、オーナーをもてなします。

しっかりとレザーが張られた最後列シートは電動可倒式。通常時で433Lのカーゴ容量は、最大で1,460Lまで拡張可能ということです。リアのゲートは、キーを所持した人がバンパーの下で足を動かすことで自動的に開く、『ハンズフリープログラマブルパワーリフトゲート』。これは、ゲートが開く高さを好みに記憶させることが可能だそうです。

そのリアウィンドウにあるワイパーも、通常時はスポイラーの内部に収納される『インビジブルリアワイパー』を装備。雨が降っていない状況では、すっきりとした外観&後方視界を提供します。また、フロント部分には『アクティブエアログリルシャッター』という機構があります。これは、走行状態などに応じてフロントグリルの通風量を自動調整するもので、走行時の空気抵抗とエンジン温度を最適化します。

インフォテイメントには、『キャデラックユーザーエクスペリエンス(CUE)』が採用、これは『AppleCarPlay』対応で、スマホの各機能などと連動します。同時に、『VICS3』対応のナビゲーションや、地上デジタルTVも受信が可能などとなっています。

エアコンも、前の2(運転/助手)座席と後部座席それぞれに、独自の温度調節ができる『トライゾーンオートエアコンディショナー』を採用。高級車としての快適性追求は、ここでも怠りありません。快適性という意味で言うと、静粛性の追求も特筆すべでしょう。これには贅沢な遮音材の使用に加えて、車室内の不快なノイズを積極的にキャンセルする『Boseアクティブノイズキャンセレーション』も採用されました。ちなみに、『Bose』の専用設計になるオーディオシステムは、全部で16個のスピーカーを車内に配置した贅沢なサラウンド仕様です。

セーフティ&走行支援

新型2015年モデルの、キャデラック エスカレード。ハイグレードカーとしては、各種の安全機能も充実です。

そのフロントマスクを一目みて、もっともインパクトを与えるだろうヘッドライト、これには全てLEDが採用されています。そしてその新規性だけでなく、ハイビームを自動的に切り替える『インテリビーム』や、ハンドル操作に連動する『コーナリングランプ』の機能も搭載です。

運転支援機能にも、今時のハイグレードカーとしては当然なものが増備されます。まず、前方車両との追突リスクを知らせる『フォワードコリジョンアラート』。また、車線変更の際に死角に居る他車との接触リスクを知らせる、『レーンチェンジアラート』などを装備。これらの警告を、シートに内蔵したバイブレータの振動により知らせる『セーフティアラートドライバーシート』は、一般乗用車には世界初の採用だそうです。

もちろん、衝突回避のための『エマージェンシーブレーキ』、車間距離を自動で維持する『アダプティブクルーズコントロール』も装備。低速でクルマを動かした時、車体の周囲360度をみわたす画像を表示する、『サラウンドビジョン』などもあります。加えて、坂道発進を楽にする『ヒルスタートアシスト』や、『トラクションコントロール』なども標準装備です。

衝突時の安全には、前2座席の中間に配置した『フロントセンターエアバッグ』を含めて、乗員全員を守るために全7個のエアバッグが装備されています。

【基本情報】

名称:キャデラック ESCALADE
エンジン排気量:6,153cc
エンジン出力:313kw(426ps)/5,600rpm
エンジントルク:623Nm(63.5kgm)/4,100rpm
全長:5,195mm
全幅:2,065mm
全高:1,910mm
重量:2,650kg
ホールベース:2,950mm
サスペンション:ダブルウィッシュボーン式(前)/ 5リンクリジッド(後)

ライバルは、ナビゲーター&H2

エスカレードのライバル、リンカーン ナビゲーター

日本だと、しょっちゅうお目にかかるというクルマではない、フルサイズSUV。しかし、本場である米国では、なかなかの競争市場であるそうです。そんなマーケットにおいて、キャデラック エスカレードと直接ライバル視されるのは、リンカーン ナビゲーターおよびハマーH2などでしょう。そして、ちゃんと見比べてみると、この3台それぞれに個性があることもわかります。

最初のモデルが登場した時点で、エスカレードを1年ほど出し抜いていたという、リンカーン ナビゲーター。今現在は、このクルマの最新(現行)モデルは2007年に発表されたもので、エスカレードに比べて新鮮味はやや落ちるかもしれません。それ故に、いまだにヘッドライトもHID式。また、エンジンのコンセプトも大きく違い、こちらナビゲーターはフォード自慢のダウンサイジングエンジン『EcoBoost』を搭載しています。その排気量は3.5LのV型6気筒DOHC直噴ターボです。そのパフォーマンスは、出力283kW(385ps)のトルクは624Nm(63.6 kgm)を発揮します。
エンジンは特性の違いこそあれ、まぁ同じような性能だとしても、2,770kgもある車体を僅か3.5Lのエンジンが引っ張るのはさすがですね。駆動方式が、FRもしくはフルタイム4WDであるのも、すこし先進性を感じさせる部分でしょう。米国EPAの公認値による燃費データでは、エスカレードが6.3km/L、ナビゲーターは6.7km/L程度の性能差です。この点でもさほどの違いはないと思ってよさそうですね。
ナビゲーターが他のSUVに比べ(少なくともカタログ上のアピールでは)図抜けている点は、おそらくマルチリンク式のリアサスペンションかもしれません。

さて、すでに生産・販売が終了しているハマーH2。 もとを正せば、キャデラックと同じGMを親会社に持つブランドです。軍用車両メーカーのイメージが強いかもしれませんが、H2に関していうとその用途ではないそうです。とは言え、ボディーのデザインは乗用車ブランドであるライバルとは、違うコンセプトが表れている様に感じられます。
その全高は2,012mmと高く、印象としてもよりヘビーな用途に向いていそうなH2。車体重量も2,903kgとヘビー。駆動方式は4WDオンリーという設定であるところも、悪路での使用を真剣に想定した結果と言えましょう。

ちなみに、ナビゲーターの車体本体価格は10,280,000円。H2は中古しかありませんが、最も高いクラスだと10,000,000円に近いものもあるようです。このような数字からも、日本市場に潜在的に眠っている、フルサイズSUVへの人気度合が伝わる気がします。

エスカレードとの生活を始めるには…どの位の出費が必要?

やっぱり、とデカいし値段も高い。でもやっぱり欲しい…。キャデラック エスカレードがある生活を真剣に考え始めたとしても、勢いだけで走るのは禁物です。まずは、その場合の「懐具合」がどうなるか、ざっと考えてみましょう。

購入価格

現在、日本で正規に購入できるキャデラック エスカレードのグレードは2つ、『プレミアム』と『プラチナム』です。

基本となるのが『プレミアム』、その本体価格は12,490,000円です。これには、『運転席メモリー機能付の12ウェイフロントシート』や『22インチ 7スポークアルミホイール』の装備となります。とはいえ、多くのものを既に標準装備していますから、ラグジュアリー感は十分かもしれませんね。

それでも、更に贅をつくしたクルマが欲しいとお考えの場合は、『プラチナム』を選択することになるでしょう。こちらは『18ウェイフロントシート(マッサージ機能付)』、そして『22インチ 9スポークアルミホイール』となります。本体価格は13,490,000円ですから、意外とお買い得感もあるのかも。

有料とは言え、ホイールとロックナットなどのデザインには幾つかの純正オプション(~95,000円)がありますから、そちらで自分好みの足回りをドレスアップもできます。また他のアクセサリーとして、『マルチパワーステーション(19,000円)』というポータブル電源(ACインバーター)や、カヤックや自転車をルーフに固定するアタッチメント(~37,800円)などもあります。

まぁ、キャデラックを購入される方は、ほとんど気になさらないとは思います。それでも、自動車を買う時に意外とキツイと思うのが税金です。しかも、消費税のみならず取得税という、何と言うか曖昧模糊とした納税義務が課せられるのは正直痛いところ。

概算ですが例えば、『プラチナム』グレードのエスカレードを想定すると、税抜き本体価格12,490,741円の9割が課税対象ということになります。つまり、11,241,700円程度です。税率3パーセントですので税額は337,250円。

新車購入時の登録で自動車重量税がかかりますが、ラグジュアリーカーの真髄を極めたエスカレードは、車体重量が2.5トンを超過しています。その場合1年分の税額が(エコカーではないとして)24,600円なので、3年分として73,800円となります。一方、自動車税は毎年の納税ですが、排気量が6.0L超なので111,000円です。

エスカレードのオーナー様は、やはり大変と言えば言えそう。しかし高い税金義務は、高級車オーナーのステータスだとも言えますので…

維持費(燃費、保険)

上記の税金のうち、自動車税はクルマを所持している限り毎年一回、重量税は車検のたびに2年分を、永遠に納税しなければいけません。と言うことで、これは維持費の中でも結構大きなファクターと言えるでしょう。

ただ、もう一つ必須な出費としてあるのが、保険だと思われます。保険には強制の『自賠責保険』と任意加入のものがあります。まず『自賠責保険』は一年分の保険料が16,350円、2年分(車検時など)が27,840円で3年分(新車登録時など)で39,120円程度です。

また、任意の自動車保険料は、車の価値によってクラス分けされて決まると言うことです。間違いなくキャデラック エスカレードは最上級と言ってもよいでしょう。ちなみに、ネットで簡単な見積もりを取ると、年額44,470円という結果ですが、一応ご参考にはなるでしょう。

そして、走れば走るほど燃料がかかるのが自動車です。かなり大柄なエスカレードは、一般的にどのくらいの燃費性能を出しているのでしょうか? 世のオーナーさんの多くの声を調べると、おおむね5.0km/Lを切ることはなさそうです。走り方や道路状況によれば、7.0km/Lを超える方も居るようではあります。このクルマにしては、意外と悲観する程悪い訳でもないと言えそうでしょうか。燃料は、無鉛プレミアムガソリンが推奨されていますが、レギュラーガソリンでも走行は可能となっています。

中古車だって健在

人によって好みや感じ方は分かれますが、個人的にキャデラック エスカレードのようなSUVは、年式によってさほど見劣りしないクルマだと思います。むしろ、初代のエスカレードが持っている、ある種の純朴な外観が発するムードにも魅力があると言えるでしょう。

と言う訳で、このヘビーなクルマがどのくらい中古車市場にあるのか、ちょっと調べてみました。すると、1999年登録の初代モデルが、走行距離不明&車検なしで540,000円というオモシロイ一台もみつかります。もちろんメンテと修理はある程度覚悟するとしても、フルサイズSUVを本来のヘビーデューティ用途に使うなら、むしろこんな中古車が良いとも言えそう(?)ですよね。

そして、意外と数が多いのが、LEDヘッドランプに変わった2015年モデルです。とは言えこちらだと、2015年登録で2万km走行のモデルが2年弱車検が残った状態でも、10,480,000円となかなかな価格になります。新しいということもありますが、やはり中古のエスカレードを探している人が多い、とも言えるのでしょう。

故障とメンテナンスは?

やはり現実問題として、(新車か中古車かは問わず)アメ車を乗り回すにはある程度の頻度で、メンテナンスを想定しなければならないようです。キャデラック エスカレードのクラスだと、どのような問題が発生するのでしょうか?

2015年モデルでも、エンジンまわりのプーリーやテンショナー、そしてベルト類の交換が必要な車体はあるようです。また、オートマにつながるホース類も腐食が早く進むことが多い、との話も。また、2007年式は、油圧系のトラブルが多いということも聞かれます。

やはり、輸入車について一般的に言われそうな、ホース系やベルト系そして液体の漏れなどは、十分気を付けるに越したことはなさそうですね。

カスタムが似合う! アメリカンSUVの楽しみ

自分好みに、更なるゴージャス感を追加してゆく。これが、キャデラック エスカレードの様なクルマを所有することの大きな楽しみの一つでしょう。人気のカスタムパーツには、どんなものがあるのでしょうか?

調べてみると、やはりライト系やレンズ系そしてメッキパーツなど、キラキラ系パーツがとても多い様です。ちょっと面白いと思ったのが、そうなっていない車体のために売られている、交換用のHIDヘッドライトセット。確かに、せっかくのエスカレードが黄色っぽいライトを照らしていたら、それはオーナーさんとしても看過しきれないことでしょう。

他には、両面テープで張り付けるだけという、ステンレス製のピラーパネルも売られています。あるいは、付け替え用のフロントグリルも各種のパターンが用意されているよう。

パフォーマンス系としては、ラグジュアリーSUVに(若干の)凄みを与えるロワードスプリングのサスペンションキット。そして、イリジウム制スパークプラグ(エスカレード用)といった、直接見えないけれどキラリとセンスが光るパーツもあります。

全体的に見て、カスタムパーツは豊富だと言えるでしょう。

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まとめ

LEDが並んだヘッドライトを持つ斬新なフロントマスク。2015年に登場した最新型のキャデラック エスカレードは、アメリカのヒップホップスターが乗っていそうなギラギラ感を、工場出荷時点で既に発散しているようです。もちろん、内装などのラグジュアリー感も十分だと言えるでしょう。

それでも、結構無骨な感じの(直結式)4WD機構や、ある程度以上の牽引力すら備えた、本来のSUVとしての性質も忘れていないのがこの1台です。ターボではない大排気量エンジンも、ドライバビリティには一役買っているはず。

燃費とパフォーマンスを両立するべく、最大限の改良を受けたOHVエンジン。そんな点も含めて、デカくて豪勢だけど意外な部分にシンプルさが光る。それが、キャデラック エスカレードの愛される理由なのかもしれません。